特許
J-GLOBAL ID:200903023079729910

青果物の貯蔵方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山中 郁生 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-162168
公開番号(公開出願番号):特開2000-342171
出願日: 1999年06月09日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 青果物の呼吸作用に伴う貯蔵容器内の酸素濃度及び二酸化炭素濃度の変化を最適にコントロールして青果物の呼吸作用を抑制することにより、青果物を長期に渡って新鮮に貯蔵可能なコストの低い青果物の貯蔵方法を提供する。【解決手段】 貯蔵初期においてスダチ1を袋2に収納しただけの状態で冷蔵貯蔵することにより、袋2を構成するポリエチレンフィルムの酸素透過性、二酸化炭素透過性とスダチ1の呼吸作用に伴う袋2内の酸素濃度、二酸化炭素濃度とのバランスを保持しながらスダチ1を貯蔵し、また、貯蔵中期から後期においてはスダチ1を収納する袋2を更に別の袋4により密封して冷蔵貯蔵することにより、袋2及び袋4の全体の酸素透過性及び二酸化炭素透過性を抑制し、袋2内のスダチ1の呼吸作用を勘案して酸素濃度を低く保持するとともに、二酸化炭素濃度を高く保持する。これにより、長期に渡ってスダチ1の酸化作用の進行を抑制して腐敗の発生を防止し、また、スダチ1の呼吸作用を効率的に抑制して、スダチ1の黄化の進行を防止する。
請求項(抜粋):
少なくとも一部が酸素透過性及び二酸化炭素透過性を有する材質から形成された容器内で青果物を貯蔵する青果物の貯蔵方法において、青果物の貯蔵開始から第1期間の間には前記容器の酸素透過性及び二酸化炭素透過性を第1状態に保持しつつ青果物を貯蔵し、前記第1期間が経過した後には容器の酸素透過性及び二酸化炭素透過性を第1状態よりも抑制した第2状態に保持しつつ青果物を貯蔵することを特徴とする青果物の貯蔵方法。
IPC (3件):
A23B 7/148 ,  B65G 1/00 521 ,  B65G 1/00 533
FI (3件):
A23B 7/148 ,  B65G 1/00 521 A ,  B65G 1/00 533
Fターム (11件):
3F022AA01 ,  3F022BB02 ,  3F022BB10 ,  3F022CC04 ,  3F022EE05 ,  4B069AB03 ,  4B069CA02 ,  4B069HA14 ,  4B069KD02 ,  4B069KD03 ,  4B069KD07

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