特許
J-GLOBAL ID:200903023081331605
燃焼装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-041269
公開番号(公開出願番号):特開平5-093513
出願日: 1992年02月27日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 石炭、重質油等の粗悪燃料から熱転換率よくガスタービン等の作動流体として用いられるクリーンな燃焼排ガスを得るようにする。【構成】 燃料のガス化炉1、脱硫剤でガス化可燃ガスを脱硫する脱硫塔2、脱硫塔2からの可燃ガス中のダストを除去する第一の脱塵装置5a、ガス化炉の残渣と第一の脱塵装置5aからのダストを酸素を含むガスにより850〜950°Cで燃焼させ脱硫塔2からの脱硫剤中のCaSをCaSO4に転換させる燃焼炉3、燃焼炉3からの燃焼ガス中のダストを除去する第二の脱塵装置5b、第一、第二の脱塵装置5a、5bからダストの除去された可燃ガスと燃焼ガスが供給され燃焼ガス中の酸素と酸素を含むガスにより可燃ガスを燃焼させる二次燃焼器6を備えた。またガス化炉1を流動床ガス化炉とし、その上方の部分に空気12eを導入して可燃ガスの一部を燃焼させて昇温するようにした。また、更に第一の脱塵装置と二次燃焼器との間に、可燃ガス中の窒素化合物を分解する金属ニッケルを主成分とする触媒層を備えた触媒反応塔を設けた。
請求項(抜粋):
燃料と酸素を含むガスが供給され、燃料をガス化し可燃ガスを発生させるガス化炉と;前記ガス化炉で発生した可燃ガス及び炭酸カルシウムを含有する脱硫剤が供給され、可燃ガスと脱硫剤中の炭酸カルシウムの接触反応により可燃ガス中に含まれる硫化水素を硫化カルシウムとして除去する脱硫塔と;前記脱硫塔からの可燃ガスが導入され、可燃ガス中のダストを除去する第一の脱塵装置と;前記ガス化炉から排出されたガス化残渣、脱硫塔から排出された脱硫剤、及び酸素を含むガスとが供給され、酸素を含むガスによりガス化残渣を850〜950°Cで燃焼させると共に脱硫剤中の硫化カルシウムを酸素との反応により硫酸カルシウムに転換させる燃焼炉と;前記燃焼炉から排出された燃焼ガスが導入され、燃焼ガス中のダストを除去する第二の脱塵装置と;前記第一の脱塵装置から排出された可燃ガス、前記第二の脱塵装置から排出された燃焼ガス、及び酸素を含むガスが供給され、酸素を含むガスと燃焼ガス中の酸素によって可燃ガスを燃焼させて燃焼排ガスを発生させる二次燃焼器;を組合せたことを特徴とする燃焼装置。
IPC (8件):
F23G 7/00 103
, B01D 53/34 126
, C10J 3/02
, C10J 3/46
, F23C 11/02 301
, F23C 11/02 304
, F23C 11/02 305
, F23G 5/027
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