特許
J-GLOBAL ID:200903023082936080
計算機システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-363154
公開番号(公開出願番号):特開2001-175486
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 複数OSを共存させ、特別なハードウェアによるOS間資源保護機構なしに、OS間の資源保護を実現することのできる計算機システムを得る。【解決手段】 OS間で資源を保護するために、通常、最高の実行権限を有して動作するOSの実行権限レベルを下げて動作させ、保護すべき資源にアクセスした場合に例外が発生するようにプロセッサを設定する。これにより、実行権限を下げて動作させているOSが、保護すべき資源にアクセスしようとしたことがプロセッサに通知される。例外が通知された場合のエミュレーション処理を登録するために、OS毎の割り込みテーブルを設置し、実行権限を下げて動作させるOSの割り込みテーブルに例外が通知された場合に実行すべきエミュレーション処理を登録する。これにより、実行権限を下げて動作させているOSが保護すべき資源にアクセスする前に、本当にアクセスして良いかチェックしてからアクセスをエミュレーションするため、保護すべき資源へのアクセスを制限できる。
請求項(抜粋):
計算機資源のアクセス権を制限可能な実行権限レベルを複数有し、1つの計算機上で、複数のオペレーティングシステムが独自のアドレス空間と、オペレーティングシステム間共通のアドレス空間とを有し、プロセッサを複数のオペレーティングシステムにより共有して動作する計算機システムにおいて、オペレーティングシステムが実施する処理を代替するエミュレーション手段と、オペレーティングシステムの実行権限レベルを変更するOS実行権限設定手段と、オペレーティングシステムの計算機資源へのアクセス可否情報が設定されているアクセスチェックテーブルと、オペレーティングシステムが計算機資源にアクセスしようとするときにアクセスチェックテーブルを検査するアクセスチェック手段とを備え、複数のオペレーティングシステムからアクセス可能な計算機資源を保護することを特徴とする計算機システム。
IPC (2件):
G06F 9/46 350
, G06F 12/14 310
FI (2件):
G06F 9/46 350
, G06F 12/14 310 L
Fターム (10件):
5B017AA01
, 5B017BA03
, 5B017BB06
, 5B017CA01
, 5B098BA04
, 5B098BB05
, 5B098CC01
, 5B098GA02
, 5B098GD02
, 5B098HH07
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