特許
J-GLOBAL ID:200903023084141505

極低温黒体炉

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-349418
公開番号(公開出願番号):特開2001-165778
出願日: 1999年12月08日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】 放射温度計の校正評価に用いる極低温黒体炉においては、これを大気中に放置すると黒体部分に水分が付着し氷結する。真空環境にすると大型化し、携帯できない。乾燥気体雰囲気にすると大型化し、作業環境も悪化する。【解決手段】 一端部が測定用の開口部2となり、他端が閉鎖されている黒体空洞部8を備えた黒体空洞部材4は、液体窒素19の入った容器14に収納している支持筒体5の上端部に固定され、連通部7により内部を連通している。支持筒体5の外周には螺旋状の気体窒素供給管11が巻かれ、気体窒素供給口12から気体窒素を支持筒体5内に供給するとき、供給口12からの気体窒素は黒体空洞部8に入り、内部を冷却し、開口部2から出る。それにより黒体空洞部8内極低温を維持しながら、外気が入らないので氷結することがない。また、小型のため計測現場に携帯することができる。
請求項(抜粋):
一端に測定用開口部を備え内部に黒体空洞部を形成した黒体空洞部材と、上端部に前記黒体空洞部材を固定し、内部が連通部により前記黒体空洞部と連通する支持筒体と、少なくとも支持筒体の内部に気体窒素を供給する気体窒素供給手段とを備え、支持筒体内部の気体窒素を前記連通部を介して黒体空洞部に供給し、開口部から排出するように構成したことを特徴とする極低温黒体炉。
IPC (2件):
G01J 5/02 ,  G01J 5/06
FI (2件):
G01J 5/02 L ,  G01J 5/06
Fターム (4件):
2G066AC02 ,  2G066BB05 ,  2G066BB20 ,  2G066CB01
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第5602389号
  • 特開昭63-138220
  • 特開昭51-070688
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-138220
  • 特開昭51-070688
  • 特許第5602389号
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