特許
J-GLOBAL ID:200903023086029192

不飽和性オレフィン系共重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-353314
公開番号(公開出願番号):特開平9-188721
出願日: 1995年12月29日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 グラフト重合が容易で、かつ接着性、塗装性、印刷性などに優れた不飽和性オレフィン系共重合体およびその製造方法を提供すること。【解決手段】[A](i) 炭素数2〜20のα-オレフィンと、(ii)特定の環状オレフィンと、(iii) 1分子中に1個のビニル基を有する、少なくとも1種の直鎖状または分岐鎖状非共役トリエンまたはテトラエンとのランダム共重合体であり、[B](i) α-オレフィンから誘導される構成単位が30〜99.8モル%であり、(ii)環状オレフィンから誘導される構成単位が0.1〜60モル%であり、(iii)上記非共役トリエンまたはテトラエンから誘導される構成単位が0.1〜10モル%であり、[C]135°C、デカリン中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gである不飽和性オレフィン系共重合体およびその製造方法。
請求項(抜粋):
[A](i) 炭素数2〜20のα-オレフィンと、(ii)下記式(ii-a)または(ii-b)で表される少なくとも1種の環状オレフィンと、(iii) 1分子中に1個のビニル基を有する、少なくとも1種の直鎖状または分岐鎖状非共役トリエンまたはテトラエンとのランダム共重合体であり、[B](i) 炭素数2〜20のα-オレフィンから誘導される構成単位が30〜99.8モル%であり、(ii)下記式(ii-a)または(ii-b)で表される少なくとも1種の環状オレフィンから誘導される構成単位が0.1〜60モル%であり、(iii)上記非共役トリエンまたはテトラエンから誘導される構成単位が0.1〜10モル%であり、[C]135°C、デカリン中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gであることを特徴とする不飽和性オレフィン系共重合体;【化1】(式中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18ならびにRa およびRb は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18は、互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい)【化2】(式中、pおよびqは0または1以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9 およびR10が結合している炭素原子と、R13が結合している炭素原子またはR11が結合している炭素原子とは、直接あるいは炭素原子数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、またn=m=0のとき、R15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい)。
IPC (3件):
C08F210/14 MJS ,  C08F232/08 MNV ,  C08F236/22 MPD
FI (3件):
C08F210/14 MJS ,  C08F232/08 MNV ,  C08F236/22 MPD

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