特許
J-GLOBAL ID:200903023093599220

排気ガスタービン式過給機付内燃機関の可変バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-290110
公開番号(公開出願番号):特開平9-125994
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 加速に即応して排気ガス量を増加し、更に、排気ガスの噴出速度を上げてタービンに供給し、過給圧を迅速に上昇させて加速特性を改善せしめた排気ガスタービン式過給機付内燃機関の可変バルブタイミング制御装置の提供。【解決手段】 エンジンの軽、中負荷運転から加速を行なった時、図2(a)に示されるオーバラップの大きい状態から図2(b)に示されるオーバラップの小さい状態に直ちに切換えられ、新気量を急増させて燃焼量を増加し、加速直後の立上りを早くできる。次に、加速運転時には、図2(c)に示されるように排気弁の開弁時間を短かくするように排気弁の開弁時期を遅らせる。これによって排出されるガスを圧縮加圧して過給機のタービンに供給するので、タービン回転数の上昇を早めることができ、過給遅れを短縮できると共に過給圧の上昇をも早めることができる。
請求項(抜粋):
排気ガスによりタービンを回転させ、該タービンにより駆動されるコンプレッサにより吸気を過給する排気ガスタービン式過給機付内燃機関の可変バルブタイミング制御装置において、少なくとも吸気弁または排気弁の一方の位相を変更することができる位相変更手段と、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段からの出力を受け、軽、中負荷定常運転においては、バルブオーバラップを大きくとる運転状態とし、運転状態検出手段により加速を検出したときには、ただちにオーバラップを0(ゼロ)または小さくするように作動させて吸入新気量を増加させ、加速応答を速くするように上記位相変更手段を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする排気ガスタービン式過給機付内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
IPC (3件):
F02D 13/02 ,  F02D 23/00 ,  F02D 41/04 320
FI (3件):
F02D 13/02 B ,  F02D 23/00 K ,  F02D 41/04 320

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