特許
J-GLOBAL ID:200903023095246171

三相誘導電動機の巻線切替方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-079711
公開番号(公開出願番号):特開平6-296351
出願日: 1993年04月06日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 三相誘導電動機の巻線切替方式に関し、広範囲の出力特性を有し、巻線に生じる誘導電圧による絶縁破壊のない巻線切替方式の提供を目的とする。【構成】 各相の巻線が全巻線数を整数比で分割した分割点を有する三相誘導電動機を、低速から高速まで広範囲に定出力特性をもたせるよう巻線を切り替える三相誘導電動機の巻線切替方式において、三相誘導電動機の各相の巻線は前記分割点で分離可能に口出し線が設けられ、低速領域では各相の全巻線を低速巻線(1L,2L,3L)としてY結線とし、高速領域では高速巻線(1H,2H,3H)をY結線とし、かつ低速巻線の内使用されない巻線を個々に分離して電気的に絶縁するか、またはそれらの巻線の一端を中性点Nに接続し他端を開放し、Y-Y結線方式にて巻線を切り替え、各相の巻線に三相電力を供給するよう構成する。
請求項(抜粋):
三相誘導電動機の各相における巻線の全巻線数を実質的に整数比で2以上に分割した分割点に口出し線を設けた三相誘導電動機を、前記各相の巻線を切り替えて低速から高速まで広範囲に定出力特性をもたせる三相誘導電動機の巻線切替方式において、前記各相の巻線は、前記分割点で複数の巻線に分離され、該複数の巻線の各々の両端(u1、u2、u3、u4、u5、u6,v1、v2、v3、v4、v5、v6,w1、w2、w3、w4、w5、w6)の全てに口出し線を設けるか、または前記複数の巻線の内、中性点Nとなる互いに接続される巻線(1H,2H,3H)の端部(u6,v6,w6)以外の端部に口出し線を設け、前記中性点Nが設けられないときは、前記各巻線の内、前記低速領域および前記高速領域共に用いられる高速巻線(1H,2H,3H)の一端(u6,v6,w6)を互いに接続して中性点Nとし、低速領域では前記各相の前記複数の巻線を全て直列接続した低速巻線(1L,2L,3L)をY結線し、高速領域では前記高速巻線(1H,2H,3H)をY結線し、かつ前記高速巻線として用いられない低速巻線の各巻線(u1-u2;u3-u4;v1-v2;v3-v4;w1-w2;w3-w4)をそれぞれ分離して電気的に絶縁し、前記三相誘導電動機をY-Y結線にて低速から高速に巻線を切り替え、前記低速巻線または前記高速巻線に三相電力を供給することを特徴とする三相誘導電動機の巻線切替方式。
IPC (4件):
H02K 17/30 ,  H02K 3/28 ,  H02K 17/08 ,  H02K 17/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-105587
  • 特開昭57-113795

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