特許

J-GLOBAL ID：200903023099285783

金属水素化物電池の化成用冷却装置

発明者： 諏訪 真善夫 ,  宮野 茂俊 ,  杉江 敏英
出願人/特許権者： 株式会社豊田自動織機製作所
代理人 (1件)： 高橋 祥泰
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-090158
公開番号（公開出願番号）：特開平9-259920
出願日： 1996年03月18日
公開日（公表日）： 1997年10月03日
要約：

【要約】【課題】 化成時において各電池を効率良く冷却でき,優れた電池特性を有する電池が得られる,金属水素化物電池の化成用冷却装置を提供すること。【解決手段】 複数の金属水素化物電池を化成する際に該電池を冷却するために用いる化成用冷却装置である。該化成用冷却装置は,上記複数の金属水素化物電池の間に空気を導入するブロワー39を内蔵した下ケース3と,その上に設けられ,複数の金属水素化物電池の側面を覆うための収納カバー2とからなり,該収納カバー2の側板21には,金属水素化物電池の側壁との間の空気バイパスを防止するためのシール材41を有してなる。上記電池は,それぞれ,隣接する電池と対面する対面側壁に,縦方向に沿って複数の通気溝を有しており,化成時には,上記通気溝に上記ブロワー39により空気を流通させて,各電池を冷却する。

請求項（抜粋）：

複数の金属水素化物電池を化成する際に該金属水素化物電池を冷却するために用いる化成用冷却装置であって,該化成用冷却装置は,上記複数の金属水素化物電池の間に空気を導入するブロワーを内蔵した下ケースと,該下ケースの上に設けられ,複数の金属水素化物電池の側面を覆うための収納カバーとからなり,該収納カバーの側板には,金属水素化物電池の側壁との間の空気バイパスを防止するためのシール材を有してなり,かつ,上記金属水素化物電池は,それぞれ,隣接する金属水素化物電池と対面する対面側壁に,縦方向に沿って複数の通気溝を有しており,上記化成時には,上記金属水素化物電池の上記通気溝に空気を流通させて,各金属水素化物電池を冷却するよう構成したことを特徴とする金属水素化物電池の化成用冷却装置。