特許
J-GLOBAL ID:200903023108957331

懸濁重合法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中谷 守也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-346826
公開番号(公開出願番号):特開平7-188310
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【構成】 アニオン系界面活性剤を用いるビニル系単量体の懸濁重合において、懸濁剤として、リン酸アルカリ金属塩及び縮合ポリリン酸アルカリ金属塩から選ばれた少なくとも1種のアルカリ金属塩(A)と、カルシウムの水溶性塩及びマグネシウムの水溶性塩から選ばれた少なくとも1種の水溶性塩(B)とを、B/Aモル比が1.05〜3.0の範囲内で反応させて得られた反応生成物であって、かつ重量平均粒径が3μm以下の同反応生成物粒子の水スラリーを用いることを特徴とする方法である。【効果】 副生粒子が含有されていなく、分散度が小さく、単一な粒度分布を持つ微細な球状粒子の重合体を効率よく製造でき、その重合体は各種塗料の添加剤、各種の充填剤等の用途に有利に使用できる。
請求項(抜粋):
ビニル系単量体を重合開始剤、懸濁剤及びアニオン系界面活性剤を含む水性媒体中で懸濁重合させる方法において、前記の懸濁剤として、リン酸アルカリ金属塩及び縮合ポリリン酸アルカリ金属塩から選ばれた少なくとも1種のアルカリ金属塩(A)と、カルシウムの水溶性塩及びマグネシウムの水溶性塩から選ばれた少なくとも1種の水溶性塩(B)とを、B/Aモル比が1.05〜3.0の範囲内で反応させて得られた反応生成物であって、かつ重量平均粒径が3μm以下の同反応生成物の水スラリーを用いることを特徴とする懸濁重合法。

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