特許
J-GLOBAL ID:200903023116393528

リポソーム製剤の製造方法、リポソーム製剤およびその製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鈴木 俊一郎 ,  牧村 浩次 ,  鈴木 亨 ,  八本 佳子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-406370
公開番号(公開出願番号):特開2005-162702
出願日: 2003年12月04日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
【課題】 本発明は、薬剤等を内包するリポソーム製剤を、超臨界二酸化炭素を用いて菌を混入させることなく製造する方法、リポソーム製剤およびその製造装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明のリポソーム製剤の製造方法は、 リポソーム膜構成成分を有機溶媒に溶解し、得られた溶液を濾過滅菌するとともに圧力容器に供給する工程と、濾過滅菌された液化二酸化炭素を圧力容器に供給する工程と、前記工程により溶液と液化二酸化炭素とが圧力容器に供給された後に、圧力容器内を加温加圧して液化二酸化炭素を超臨界状態とする工程と、前記工程により生成された超臨界二酸化炭素を攪拌しながら濾過滅菌された薬剤水溶液を供給し、混合溶液を調製する工程と、前記工程で混合溶液を得た後に、圧力容器内を減圧して該混合溶液から二酸化炭素と有機溶媒を減圧溜去し、薬剤が内包されたリポソームの水性分散液を調製する工程とを有することを特徴とする。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
リポソーム膜構成成分を有機溶媒に溶解し、得られた溶液を濾過滅菌するとともに圧力容器に供給する工程と、 濾過滅菌された液化二酸化炭素を圧力容器に供給する工程と、 前記工程により溶液と液化二酸化炭素とが圧力容器に供給された後に、圧力容器内を加温加圧して液化二酸化炭素を超臨界状態とする工程と、 前記工程により生成された超臨界二酸化炭素を攪拌しながら濾過滅菌された薬剤水溶液を供給し、混合溶液を調製する工程と、 前記工程で混合溶液を得た後に、圧力容器内を減圧して該混合溶液から二酸化炭素と有機溶媒とを減圧溜去し、薬剤が内包されたリポソームの水性分散液を調製する工程と、 を有することを特徴とするリポソーム製剤の製造方法。
IPC (2件):
A61K9/127 ,  A61K49/04
FI (2件):
A61K9/127 ,  A61K49/04 K
Fターム (8件):
4C076AA19 ,  4C076CC50 ,  4C076DD63 ,  4C076DD69 ,  4C076GG43 ,  4C085HH01 ,  4C085JJ05 ,  4C085KB39
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • PHARM TECH JAPAN, 20030401, Vol.19, No.5, p.91-100

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