特許
J-GLOBAL ID:200903023120915237

標的核酸の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (22件): 鈴江 武彦 ,  蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  幸長 保次郎 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  勝村 紘 ,  橋本 良郎 ,  風間 鉄也 ,  河井 将次 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子 ,  竹内 将訓 ,  市原 卓三 ,  山下 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-119297
公開番号(公開出願番号):特開2009-268370
出願日: 2008年04月30日
公開日(公表日): 2009年11月19日
要約:
【課題】洗浄工程における異常を検知する方法を開発し、類似した配列を識別しなければならない標的核酸であっても精度良く検出できる検査方法を提供することを目的とする。【解決手段】洗浄工程が正常に行われたかどうかを検査する工程を具備する標的核酸の検出方法を提供する。本発明の態様では、洗浄レベルモニタリング用核酸プローブが用いられる。該プローブは、前記標的核酸の洗浄に最適な最適洗浄温度範囲及びその近傍の温度範囲で洗浄温度を変化させた洗浄により、該プローブから得られるシグナル強度が変化するプローブである。【選択図】なし
請求項(抜粋):
標的核酸の検出方法であって、 前記標的核酸と、前記標的核酸の標的配列及びその相補的な配列とハイブリダイズしない配列である洗浄レベルモニタリング核酸を準備する工程と、 前記標的配列と相補的な配列を含む標的核酸用核酸プローブ、及び、前記洗浄レベルモニタリング核酸と相補的な配列を含む洗浄レベルモニタリング用核酸プローブに、前記標的核酸と前記洗浄レベルモニタリング核酸を供給し、前記標的核酸と前記標的核酸用核酸プローブ、及び、前記洗浄レベルモニタリング核酸と洗浄レベルモニタリング用核酸プローブ、のそれぞれをハイブリダイズさせるハイブリダイゼーション工程と、 前記ハイブリダイゼーション工程において生じた非特異的なハイブリッドを除去する洗浄工程と、 前記洗浄工程後に、前記標的核酸用核酸プローブからのシグナル強度及び前記洗浄レベルモニタリング用核酸プローブからのシグナル強度をそれぞれ測定する検出工程と、 前記洗浄工程が正常に行われたかどうかを判定する検査工程とを具備し、 前記洗浄レベルモニタリング用核酸プローブは、前記洗浄レベルモニタリング用核酸プローブと前記洗浄レベルモニタリング用核酸プローブとをハイブリダイズさせた後、前記標的核酸の洗浄に最適な最適洗浄温度範囲及びその近傍の温度範囲で洗浄温度を変化させた洗浄により、該プローブから得られるシグナル強度が変化するプローブであり、 予め、前記洗浄レベルモニタリング核酸と前記洗浄レベルモニタリング用核酸プローブとをハイブリダイズさせた後、前記最適洗浄温度範囲で洗浄したときの、該洗浄レベルモニタリング用プローブからのシグナル強度から上限値及び下限値を有する最適洗浄シグナル強度範囲が決定されており、 前記検査工程は、前記洗浄レベルモニタリング用核酸プローブから得られたシグナル強度が、前記最適洗浄シグナル強度範囲の範囲内にある場合には前記洗浄工程が正常に行われたと判定し、前記最適洗浄シグナル強度範囲の範囲外である場合には前記洗浄工程に異常があったと判定することを特徴とする、標的核酸の検出方法。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09 ,  G01N 33/53
FI (3件):
C12Q1/68 A ,  C12N15/00 A ,  G01N33/53 M
Fターム (13件):
4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024CA11 ,  4B024HA12 ,  4B063QA01 ,  4B063QA20 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR55 ,  4B063QR82 ,  4B063QS15 ,  4B063QX01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • DNAチップに基づく遺伝子型決定
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2005-503176   出願人:ツィンフアユニバーシティ, キャピタルバイオコーポレーション

前のページに戻る