特許
J-GLOBAL ID:200903023121160680

浮遊油回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-085840
公開番号(公開出願番号):特開平10-258276
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 悪天候の場合であってもかつ経時変化によって浮遊油が高粘性物又はある程度固形化されている場合であっても、浮遊油を効果的に回収することができる浮遊油回収装置を提供する。【解決手段】 水中ポンプ13に一体的に取付けた漏斗状のフロート12によって海面10上を浮遊可能としているので、荒天時のように波が大きくうねる場合であっても、浮遊油回収装置Aはその波の動きに追随しながら、浮遊油11の回収作業を連続的に行うことができる。また、水中ポンプ13の回転モータ30の出力軸14にインペラ28のみならず攪拌体15を取付けることによって、浮遊油11を流動性の高い混合油水の形態で移送することができるので、容易かつ効率的に回収することができる。
請求項(抜粋):
中央部が凹んでいる環状テーパ面の外縁部に浮遊油・水流入面を有すると共に内縁部に混合油水流下開口を有する漏斗状のフロートと、前記漏斗状のフロートの下面に同軸的に取付けられ、上面中央部に前記混合油水流下開口に連通連結される混合油水吸引開口を有すると共に、該混合油水吸引開口の下方に混合油水吐出開口を有し、かつ出力軸が前記漏斗状のフロートの混合油水流下開口を貫通して上方へ伸延する水中ポンプと、前記水中ポンプの出力軸の先部に固着され、前記水中ポンプの作動によって前記浮遊油・水流入面を越えて前記混合油水流下開口に向けて流下する油水を混合・攪拌する攪拌体と、一端が前記水中ポンプの前記混合油水吐出開口に連通連結されると共に、他端が浮遊油回収船上の油水分離装置に連通連結される屈曲自在な混合油水移送管とを具備することを特徴とする浮遊油回収装置。
IPC (5件):
C02F 1/40 ,  B01D 17/12 ,  F04D 13/00 ,  B01F 5/12 ,  B63B 35/32
FI (5件):
C02F 1/40 A ,  B01D 17/12 Z ,  F04D 13/00 C ,  B01F 5/12 ,  B63B 35/32 E
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 特公昭36-017790
  • 特開昭48-049067
  • 特開昭51-061982
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