特許
J-GLOBAL ID:200903023121690930

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-176849
公開番号(公開出願番号):特開平5-026085
出願日: 1991年07月17日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の空燃比制御装置、特に、その燃料系異常検出の改良に関し、O2 センサの出力の反転毎に更新される空燃比補正量FAFの平均値FAFAVおよびこの平均値FAFAVが所定値となるように演算された学習補正量FGに応じて燃料系異常を判別する際に、燃料系異常の誤判定を防止することを目的とする。【構成】 2つのバンクA,B構成の場合、燃料系異常は、KΔFAF=|(FAFAV1+FG1)-(FAFAV2+FG2)|が所定値より大きいか否かによって判別される(ステップ602,605〜607)。但し、FAFAVは空燃比補正量FAFの平均値、FGはFAFの学習補正量である。学習補正量FG1(FG2)の更新後、フラグXFGSET1(XFGSET2)はセットされ、所定期間経過後リセットされる。従って、ステップ603,604の存在のために、学習補正量の更新後所定期間は、燃料系異常判別は禁止されることになる。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に設けられ、前記機関の空燃比を検出する空燃比センサと、該空燃比センサの出力(Vox)がリッチのときに前記機関の空燃比をリーンとし、前記空燃比センサの出力がリーンのときに前記機関の空燃比をリッチとするように空燃比補正量(FAF)を演算する空燃比補正量演算手段と、前記空燃比センサの出力の反転毎に前記空燃比補正量の平均値(FAFAV)を演算する平均値演算手段と、前記空燃比補正量の平均値が所定値に収束するように学習補正量(FG)を演算する学習手段と、前記空燃比補正量及び前記学習補正量に応じた値(FAF+FG)で前記機関の空燃比を調整する空燃比調整手段と、前記空燃比補正量の平均値及び前記学習補正量に応じた値(FAFAV+FG)を所定値と比較することにより前記機関の燃料系異常を判別する燃料系異常判別手段と、前記学習補正量が更新された後の所定期間は前記燃料系異常判別手段による燃料系異常判別を禁止する禁止手段と、を具備する内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/22 325 ,  F02D 41/14 310

前のページに戻る