特許
J-GLOBAL ID:200903023123143103

コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-127340
公開番号(公開出願番号):特開平10-321297
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 バネの付勢力を用いて半嵌合を検知するとともに正規嵌合状態ではバネの付勢から解放する動作を、アーム状の変位部を設けずに行う。【解決手段】 バネ部材22に付勢力を生じさせるように変位する可動部材24の変位方向を、両コネクタハウジング10,20の嵌合方向に対して斜めとしたので、この可動部材24を押動する押動部15は、嵌合方向に対して直交する方向へ変位させなくても済んでいる。したがって、押動部15に変えてアーム状の変位部を設ける場合と比較すると、雌側コネクタハウジング10の形状の簡素化が可能となる。
請求項(抜粋):
一対のコネクタハウジングが嵌合される途中ではその両コネクタハウジングの間にバネ部材による離脱方向の付勢力を付与するとともに、正規嵌合状態では前記両コネクタハウジングを前記バネ部材による付勢から解放する半嵌合検知手段が設けられ、嵌合途中で嵌合動作が中断されると前記両コネクタハウジングが離脱方向に変位することにより半嵌合であることが検知されるようにしたコネクタにおいて、前記半嵌合検知手段が、一方のコネクタハウジングに設けられ、他方のコネクタハウジングとの嵌合方向に対して斜めの経路に沿って変位可能とされているとともに前記バネ部材により前記他方のコネクタハウジング側へ付勢された可動部材と、前記他方のコネクタハウジングに固定して設けられ、嵌合途中では前記可動部材を前記嵌合方向と直交する方向に摺動させつつ押動することにより前記バネ部材による離脱方向の付勢力を生じさせ、正規嵌合状態に至ると前記可動部材が前記嵌合方向と直交する方向に外れることにより前記バネ部材による付勢を消失させる押動部とを備えて構成されていることを特徴とするコネクタ。

前のページに戻る