特許
J-GLOBAL ID:200903023134319629

放電灯の封止部構造および封止用キャップの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 有 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-269951
公開番号(公開出願番号):特開平9-115484
出願日: 1995年10月18日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 放電灯点灯時電極の熱膨張によって封止用キャップにクラックが発生する。【解決手段】 封止用キャップ20,30はモリブデンを多く含む層から石英を多く含む層へと組成割合が傾斜的に変化させた傾斜機能材料を用いて構成されており、石英を多く含む層の端部20a,30aからモリブデンを多く含む層の途中まで穴21,31を切削し、これら穴21,31を介して棒状電極22,32を挿通し、それぞれの先端をモリブデンを多く含む層に差し込んでいる。そして、電極22,32と穴21,31との間には隙間Sが形成され、この隙間Sを点灯時における電極22,32と封止用キャップ20,30との間の熱膨張の差以上、即ち、穴21,31の内径を放電点灯時の電極22,32の膨張によって電極と穴内面とが接触しない大きさとし、封止用キャップ20,30のクラック発生を防止している。
請求項(抜粋):
非金属粒子と金属粒子との組成割合を連続的に変化させた傾斜機能材料からなるキャップを用いた放電灯の封止部構造において、前記キャップには軸方向の穴が形成され、この穴は非金属粒子群を多く含む層の端面に一端が開口し他端が金属粒子群を多く含む層の途中まで伸び、この穴内に棒状電極が隙間をもって挿入され、この電極の先端は金属粒子群を多く含む層に圧入され、更に前記穴の内径は放電点灯時の電極の膨張によって電極と穴内面とが接触しない大きさとしたことを特徴とする放電灯の封止部構造。
IPC (3件):
H01J 61/36 ,  C22C 29/00 ,  H01J 9/26
FI (3件):
H01J 61/36 B ,  C22C 29/00 A ,  H01J 9/26 E

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