特許
J-GLOBAL ID:200903023141385564

合併処理浄化槽の逆洗装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-152173
公開番号(公開出願番号):特開平7-008977
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 逆洗管が傾斜設置された場合であっても槽上部から逆洗管を操作することで局部的な散気現象を容易に解消できる合併処理浄化槽の逆洗装置を提供する。【構成】 接触材受け12の下面側に相対向する第1垂直面12dおよび第2垂直面12dを突設し、第1垂直面12dには、逆洗管20の外径とほぼ同等か僅かに大きい丸孔状の第1保持孔12eを、また第2垂直面12dには、上下方向に逆洗管20の外径よりも大きな孔径を有する長孔状の第2保持孔12e’をそれぞれ形成する。そして、第1保持孔12eに逆洗管20の槽幅方向の一端側20a1 を保持させ、第2保持孔12e’に他端側20a2 を上下方向変位可能に保持させるとともに、逆洗管20には、その他端側20a2 を上下動させうる操作パイプ22、22’を取り付ける。
請求項(抜粋):
汚水を好気処理する接触ばっ気層内に、好気性微生物膜が形成される接触材と、この接触材を受ける枠状の接触材受けとが設けられているとともに、上記接触材の下方には多数の散気孔が形成された逆洗管が備えられており、その逆洗管の散気孔から気泡を発散させることにより接触材表面に付着した汚泥もしくは肥厚化した微生物膜を剥離するようにした合併処理浄化槽の逆洗装置であって、上記逆洗管が平面視でほぼ四角形の無終端状ないしループ状に形成されているとともに、上記接触材受けの下端側には、槽幅方向に所定間隔をあけて対向する一対の逆洗管保持用の保持部が設けられており、このうちの一方の保持部に、逆洗管の槽幅方向における一端側が保持され、他方の保持部に、その逆洗管の他端側が上下方向変位可能に保持されており、かつ、その逆洗管には、上記他端側を上下動させうる操作部材が取り付けられていることを特徴とする合併処理浄化槽の逆洗装置。

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