特許
J-GLOBAL ID:200903023141782911

回転電機用固定子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-031468
公開番号(公開出願番号):特開平8-205485
出願日: 1995年01月26日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、積層ヨーク鉄心、積層磁極鉄心等の嵌合部周辺の部材中に生じる拘束された内部残留歪(見かけの歪み)の滞有を抑制すると共に、回転電機用固定子の組立の自動化を図り、生産効率の優れた高精度の回転電機用固定子を得る回転電機用固定子の製造方法を提供することを目的とするものである。【構成】 積層ヨーク鉄心形成加工工程と、積層磁極鉄心部形成加工工程とを具備し、導体を巻回した導体コイルが装着された積層磁極鉄心部の嵌合凸部を積層ヨーク鉄心の部分嵌合凹部に順次装着し、前記積層ヨーク鉄心を連結片を中心に屈曲して環状の積層ヨーク鉄心部の形成を行うと共に、積層磁極鉄心部の嵌合凸部を前記部分嵌合凹部で挟圧接合し、これを内径方向に押し圧しつつ、前記積層ヨーク鉄心の接合部の溶着を行い回転電機用固定子を形成する構成とされている。
請求項(抜粋):
環状の積層ヨーク鉄心部と、該積層ヨーク鉄心部の内周に沿って、所定の角度ピッチで嵌装され、導体を巻回した導体コイルを装着した別体の積層磁極鉄心部とを構成部材とする回転電機用固定子の製造方法において、屈曲可能な連結片を介して、環状に組立可能に連接され、且つ接合端面(切欠き斜辺部)に部分嵌合凹部を設けた所要数の部分ヨーク鉄心片から成るヨーク鉄心片の所要の形状を形成する形状加工を行いこれを所定の枚数積層する積層ヨーク鉄心形成加工工程と、一端部に嵌合凸部を設けた略T字形状の磁極鉄心片の所要の形状を形成する形状加工を行いこれを所定の枚数積層する積層磁極鉄心部形成加工工程とを具備し、導体を巻回した導体コイルが装着された前記積層磁極鉄心部の嵌合凸部を前記積層ヨーク鉄心の前記部分嵌合凹部に順次装着し、前記積層ヨーク鉄心を前記連結片を中心に屈曲して環状の積層ヨーク鉄心部の形成を行うと共に、前記積層磁極鉄心部の前記嵌合凸部を前記部分嵌合凹部で挟圧接合し、これを内径方向に押し圧しつつ、前記積層ヨーク鉄心の接合部の溶着を行い固定子を形成することを特徴とする回転電機用固定子の製造方法。
IPC (4件):
H02K 15/02 ,  H02K 1/12 ,  H02K 1/16 ,  H02K 1/18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-004803

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