特許
J-GLOBAL ID:200903023149361508

建物層間に設置する慣性力を利用した制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-245375
公開番号(公開出願番号):特開2003-056199
出願日: 2001年08月13日
公開日(公表日): 2003年02月26日
要約:
【要約】【課題】 設置スペースを広く占有することがなく、しかも十分に大きな減衰が得られる、建物層間に設置する慣性力を利用した制振装置を提供する。【解決手段】 建物2上下階の層間に設けられて、該層間の動きを増幅して出力端に出力する増幅機構20、該増幅機構の出力端に取り付けられた付加質量体32とを備え、該出力端の慣性力で建物を制振する。増幅機構20にはラック・ピニオン機構22を採用し得る。建物の柱6と梁8とに囲まれた架構内に、上階から延びて設置された第1取付部材24と下階から延びて該第1取付部材24に沿って平行に設置された第2取付部材26とを設け、該第1取付部材24と第2取付部材26との双方にラック28a,28bを相対向させて一対で設ける。出力端のピニオン30は該一対のラック28a,28b間にこれらに噛合させて挟持し、当該ピニオン30に付加質量体の錘32を取り付ける。第1取付部材24はダンパー12を介在したブレース10とするのが望ましい。
請求項(抜粋):
建物上下階の層間に設けられて、該層間の動きを増幅して出力端に出力する増幅機構と、該増幅機構の出力端に取り付けられた付加質量体とを備え、該出力端の慣性力で建物を制振することを特徴とする建物層間に設置する慣性力を利用した制振装置。
IPC (4件):
E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 351 ,  E04B 1/24 ,  F16F 15/02
FI (5件):
E04H 9/02 311 ,  E04H 9/02 351 ,  E04B 1/24 F ,  F16F 15/02 C ,  F16F 15/02 L
Fターム (6件):
3J048AA05 ,  3J048AD06 ,  3J048AD12 ,  3J048BF14 ,  3J048DA04 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭51-096151
  • 制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-354815   出願人:トキコ株式会社
  • 特開昭51-096150

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