特許
J-GLOBAL ID:200903023151722364

部材締結具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 信道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-214253
公開番号(公開出願番号):特開2007-085158
出願日: 2006年08月07日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】 無垢の杉などのように繊維方向に沿って割れやすい木材を、ドリフトピンの打ち込みなどによるヒビ割れの発生を防止して、強度が必要とされる木造建築物の構造材などに使用するための部材連結具を提供すること。【解決手段】 ボルト12とナット20によって金物11を主幹部材Sに一体化して、ドリフトピン13によって金物11を結合部材Kに一体化して、主幹部材Sと結合部材Kとを丁字状に接続している締結部において、側周面に螺旋凸条25が形成されている補強軸14を、結合部材Kの端面付近に木質繊維と直交する方向に埋め込んでいく。これによって螺旋凸条25が結合部材Kの中に食い込んでいき、木質繊維に沿って引き裂かれることを防止できるため、ドリフトピン13などの打ち込みに耐える強度が確保され、比較的割れやすい木材を構造材として使用することが可能になる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
主幹部材(S)の側面と結合部材(K)の端面とを結合する部材締結具であって、 主幹部材(S)と結合部材(K)との接触面に介在する中央板(15)と、結合部材(K)の端面に形成された溝(35)に差し込まれ且つ前記中央板(15)から直角に延びている側面板(16)と、から成る金物(11)と、 前記金物(11)を主幹部材(S)に固定するためのボルト(12)およびナット(20)と、 前記金物(11)を結合部材(K)に固定するためのドリフトピン(13)と、 結合部材(K)の前記溝(35)によって区画される領域(a,b,c)のうちの一カ所以上に埋め込まれる補強軸(14)と、 から構成され、 前記補強軸(14)は、頭部(23)と、該頭部(23)から延びる円柱状の脚部(24)と、該脚部(24)の側周面に形成してある螺旋凸条(25)と、から成り、前記螺旋凸条(25)による結合部材(K)中への食い込みによってヒビ割れの発生を防止できることを特徴とする部材締結具。
IPC (2件):
E04B 1/58 ,  E04B 1/26
FI (5件):
E04B1/58 506L ,  E04B1/58 504L ,  E04B1/58 507L ,  E04B1/58 508L ,  E04B1/26 E
Fターム (25件):
2E125AA02 ,  2E125AA12 ,  2E125AB12 ,  2E125AC23 ,  2E125AG03 ,  2E125AG04 ,  2E125AG12 ,  2E125AG23 ,  2E125AG24 ,  2E125BB08 ,  2E125BB09 ,  2E125BB13 ,  2E125BB14 ,  2E125BB22 ,  2E125BB28 ,  2E125BB31 ,  2E125BB32 ,  2E125BB36 ,  2E125BD01 ,  2E125BE07 ,  2E125BF06 ,  2E125BF08 ,  2E125CA02 ,  2E125CA05 ,  2E125CA79
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る