特許
J-GLOBAL ID:200903023159512270

流動ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-228039
公開番号(公開出願番号):特開平10-089292
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 汚れを含んだ搬送媒体、たとえば燃料にほとんど影響されないポンプを提供する。【解決手段】 特に自動車の燃料タンクから燃料を搬送するための流動ポンプで、ポンプケーシング10内に形成されたポンプ室11と、ポンプ室内で回転する、羽根29を備えたロータ24とを有している。ロータ24はその外輪30で、ポンプ室11を閉じている周壁14に対して半径方向ギャップ32を制限している。搬送媒体中に含まれた汚れ粒子が半径方向ギャップ32に進入するのを防ぐために、外輪30内に半径方向流路33が設けられている。半径方向流路は羽根29の間に包囲されて軸方向に開いている羽根室(31)を半径方向ギャップ32と連通させている。
請求項(抜粋):
特に自動車の燃料タンクから燃料を搬送するための流動ポンプであって、ポンプケーシング(10)内に形成されたポンプ室(11)を有しており、該ポンプ室(11)が軸方向に互いに間隔をあけて半径方向に延びている2つの側壁(12、13)と、該側壁(12、13)をそれらの外周に沿って互いに連結している周壁(14)とによって制限されており、さらに、前記側壁(12、13)の少なくとも1つの内部に配置されて前記ポンプ室(11)に向かって開いている少なくとも1つの溝状の側流路(20、21)を有し、該側流路(20、21)が流動方向を基準に側流路終端部(212)と側流路始端部(211)との間に残っている中断ウェブ(23)を備えてポンプ軸線(22)と同心に延びており、さらに、前記ポンプ室(11)内でポンプ軸線(22)と共軸に配置されて回転するロータ(24)を有しており、該ロータ(24)が多数の半径方向羽根(29)を備え、該羽根(29)は周方向で互いに隔てられて、それら自身の間に軸方向に開いた羽根室(31)を制限しており、前記羽根(29)が周壁(14)と共に半径方向ギャップ(32;32′)を制限している外輪(30)によって互いに連結している形式のものにおいて、前記外輪(30)内に羽根室(31)と半径方向ギャップ(32)とを連通させている半径方向流路(33)が設けられていることを特徴とする、特に自動車の燃料タンクから燃料を搬送するための流動ポンプ。
IPC (2件):
F04D 29/44 ,  F04D 5/00
FI (2件):
F04D 29/44 E ,  F04D 5/00 E

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