特許

J-GLOBAL ID：200903023159564423

チルト制御回路

発明者： 青木 芳人
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-179255
公開番号（公開出願番号）：特開平8-045093
出願日： 1994年07月29日
公開日（公表日）： 1996年02月16日
要約：

【要約】【目的】 単一周波数の基準信号が記録されたトラックの両側のトラックを再生時の基準信号のクロストークが同一レベルになるようにチルト角の制御を行う。【構成】 ディスク1上に、隣接した5トラック(N-2,N-1,N,N+1,N+2)で構成され、その中心トラックNに単一周波数の基準信号が記録され、他の4トラックは基準信号の周波数成分を含まないトラック組を設ける。そして、基準信号トラックNの両側のトラック(N-1),(N+1)を再生時のトラックNからの基準信号周波数成分をレベル検出手段8で検出し、内周側記録手段9と外周側記録手段10に記録する。内周側記録手段9と外周側記録手段10から基準信号周波数成分(クロストーク)が同一になるチルト角を目標チルト角決定手段11で求めてチルト制御を行う。

請求項（抜粋）：

隣接する奇数トラックで構成されその中心トラックに単一周波数の基準信号が記録され中心トラック以外の他のトラックは前記単一周波数成分を含まないトラック組を有するディスクと、前記ディスクからの再生信号から前記基準信号の周波数成分を抽出するレベル検出手段と、前記基準信号が記録された中心トラックの内周側トラックを再生時の各チルト角に対する前記レベル検出手段の出力を記録する内周側記録手段と、前記基準信号が記録された中心トラックの外周側トラックを再生時の各チルト角に対する前記レベル検出手段の出力を記録する外周側記録手段と、前記内周側記録手段と前記外周側記録手段から前記単一周波数の検出レベルが一致する目標チルト角を求める目標チルト角決定手段と、前記目標チルト角決定手段で得られる目標チルト角にチルト制御を行うチルトサーボ回路とを有し、隣接トラックからの再生信号のクロストークが同レベルになる位置にチルト制御の目標チルト角を設定することを特徴とするチルト制御回路。