特許
J-GLOBAL ID:200903023163604502

V型多気筒内燃機関の吸気消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-179196
公開番号(公開出願番号):特開2000-008979
出願日: 1998年06月25日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 V型多気筒内燃機関の吸気消音装置に関し、コンパクト化、消音効果の向上、吸気温度の上昇や通気抵抗の増加の防止、組付け性の向上等を図る。【解決手段】 吸気消音装置10において、エアクリーナとスロットルボディ28l 、28r を備える吸気系29l 、29r を、独立して左右対称に一対設け、又膨張チャンバー13を備える。第1吸気ダクト18の膨張チャンバーに一体に取り付け、一端を大気に連通し、他端を二股に分岐して、膨張チャンバー分室13l 、13r に夫々連通する。第2吸気ダクト23l 、23r の一端を膨張チャンバー分室内に突出し、他端をエアクリーナチャンバー14l 、14r 内に突出する。第3吸気ダクト27l 、27r の一端がエアクリーナチャンバー内に突出し、他端がスロットルボディに接続している。第1吸気ダクトの分岐開口部21l 、21r と第2吸気ダクトの開口部24l 、24r とは、隙間25l 、25r を介して夫々対向している。
請求項(抜粋):
左右バンクが交互に、かつ、等間隔で爆発する点火時期を有するV型多気筒内燃機関の吸気消音装置において、エアクリーナと、前記エアクリーナの下流に位置するスロットルボディとを備える吸気系が、前記左右バンク毎に独立して左右完全対称に一対設けられ、前記一対の吸気系は、各吸気系が具備するエアクリーナ間に、膨張チャンバーを備え、前記膨張チャンバーは、中央の仕切板により、各吸気系用の膨張チャンバー分室に分割され、第1吸気ダクトが、前記中央の仕切板を跨いで前記膨張チャンバーに一体に取り付けられ、その一端は、大気に連通され、その他端は、前記膨張チャンバー内において二股に分岐されて、前記各吸気系用の膨張チャンバー分室にそれぞれ連通され、第2吸気ダクトが、その一端を前記膨張チャンバー分室内に突出させ、その他端をエアクリーナチャンバー内に突出させて一対設けられ、第3吸気ダクトが、その一端を前記エアクリーナチャンバー内に突出させて、そこに収容されたエレメントに接続させ、その他端を前記スロットルボディに接続させて一対設けられ、前記第1吸気ダクトの他端の各分岐開口部と前記一対の第2吸気ダクトの各一端の開口部とは、前記各膨張チャンバー分室内で隙間を介してそれぞれ対向させられ、前記一対の第2吸気ダクトの各他端の開口部は、前記各エアクリーナチャンバー内で、前記各エレメントの中央に向けて下向きにそれぞれ配置されたことを特徴とするV型多気筒内燃機関の吸気消音装置。
IPC (3件):
F02M 35/14 ,  F02B 75/22 ,  F02M 35/10 101
FI (4件):
F02M 35/14 F ,  F02M 35/14 B ,  F02B 75/22 C ,  F02M 35/10 101 M

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