特許
J-GLOBAL ID:200903023167028328

自動変速機の変速制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 栄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-364124
公開番号(公開出願番号):特開平10-331964
出願日: 1997年12月17日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 自動変速機において、加速ペダルの駆動に応じてパワーオンで走行する途中に加速ペダルの駆動解除によるパワーオフアップシフトの変速が発生する場合、制御デューティの補正を通じて変速ショックの発生を防止するようにする。【解決手段】 任意の変速段を選択して走行する途中に加速ペダルの駆動解除によってパワーオフアップシフトの変速要求が検出される場合、設定されたマップデータの初期デューティと傾き及びデューティ信号維持時間に変速機の器具的な偏差及び液圧偏差に応ずる任意の値を補正して制御デューティを実行することによりパワーオフアップシフト時発生する変速ショックを排除させて運行に信頼性を向上させる。
請求項(抜粋):
自動変速機において、任意の変速段が選択されて走行する途中に加速ペダルの駆動解除によるパワーオフアップシフトの変速要求が検出されるかを判断する過程と;パワーオフアップシフトの変速要求が検出される場合、設定されたマップテーブルのデータから初期制御デューティと制御デューティの傾き及び制御デューティの維持時間を設定し、液圧補正デューティマップデータから補正デューティ値を設定する過程と;前記設定された初期制御デューティ値と液圧に応じて設定した補正デューティ値を演算して実質的な初期制御デューティ値を算出した後、制御デューティの傾きを演算し、演算された傾きで制御デューティ信号を出力して変速を進行させる過程と;前記制御デューティ信号によって変速が進行される状態で検出されるタービンの回転数からエンジン回転数を減算演算した値が設定された臨界値以下を維持しているかを判断する過程と;前記判断で減算演算された値が臨界値以下を維持している状態であると、前記過程で設定された初期制御デューティ値と液圧に応じて設定した補正デューティ値の演算を通じて算出した実質的な初期制御デューティ値に補正デューティ値を加算して設定された傾きで現在の制御デューティ信号を出力する過程と;前記出力される制御デューティ信号の遅延時間が変速動作の開始される第1傾きの完了地点に到達したかを判断する過程と;制御デューティ信号の遅延時間が第1傾きの完了地点に到達した場合、現在の制御デューティ値に任意の値を減算して現在の制御デューティ信号に設定した後、第2傾きで変速を進行させる過程と;前記出力される制御デューティ信号が変速同期完了時間を経過する場合、制御デューティ値を“0”にして変速段を固定させる過程とからなることを特徴とする自動変速機の変速制御方法。
IPC (6件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:36 ,  F16H 59:38 ,  F16H 59:44 ,  F16H 63:12
引用特許:
審査官引用 (3件)

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