特許
J-GLOBAL ID:200903023169798821

仮想記憶方式のデータ処理装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-147529
公開番号(公開出願番号):特開平5-265861
出願日: 1992年06月08日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 不可分動作をソフトウエア的に達成し、処理速度を高速化できる仮想記憶方式の計算方法及びデータ処理装置を提供することである。【構成】 中断なく不可分に実行されるべきデータ処理である不可分動作を実行する際、予めデータの書き込みを行わない疑似的なストア命令PSTを用いて、不可分動作の実行に必要なページA0〜A3がメモリ1上に存在するか否かをチェックし、存在しない場合にページA0〜A3をメモリ1上に確保する。これにより、不可分動作中のページフォルト割込みの発生を防止し、不可分動作をソフトウエア的に実現する。必要に応じて、不可分動作実行前に割込み禁止命令を実行し、この割込み禁止命令にリターンするために必要な復帰先データを保存する。データ処理の過程で、ページフォルト割込み等の割込み禁止状態でも禁止できない割込みが発生した場合、割込み処理の終了後、又、存在する場合には非同期割込み処理の終了後、割込み禁止命令からの処理を再度実行する。
請求項(抜粋):
中断されることなく一体不可分に実行されるべき動作である不可分動作を定義するソフトウエアプログラムに含まれる命令によりアクセスされるべきデータがメモリ上に存在するか否かをチェックし、存在しない場合に必要なデータを前記メモリ上に確保する確保工程と、前記メモリ上に必要なデータを確保してから前記不可分動作を実行する実行工程、を備えることを特徴とする仮想記憶方式のデータ処理方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-310629
  • 特開昭62-165252
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-310629
  • 特開昭62-165252
  • 特開昭62-165252
全件表示

前のページに戻る