特許
J-GLOBAL ID:200903023169957148

超音波流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-045341
公開番号(公開出願番号):特開平11-241934
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】最大相関値となる補間時間を演算しこの誤差を補正し、また多峰性相関関数のときも最大値検出誤認のない高精度の超音波流量計を提供する。【解決手段】流体11に超音波伝送信号s(t)を供給する手段3と、この超音波伝送信号s(t)に同期してサンプル選択時間窓5Aを決定するタイミング手段4と、超音波受信信号を受信しこのサンプル選択時間窓5Aの間順方向g(t)および逆方向h(t)の超音波受信信号をディジタル化信号g(j),h(j) に変換する信号受信手段5と、このディジタル化信号g(j),h(j) 間の相関関数を演算する相関演算手段6と、この相関データφgh(k),k から相関値が最大となる補間時間τm を内挿補間演算する補間手段7と、この補間時間τm から予め定められた補正特性に従って内挿補間演算の近似演算誤差を補正する補正演算手段8と、を備える。
請求項(抜粋):
流体が流れる導管の外周に一対の超音波送受信器を設置し、この流体の流れ方向の成分をもつ順方向と, この流体の流れと逆の成分をもつ逆方向と, の双方向に超音波を伝搬させ、この伝搬時間の時間差に基づき流体の流速あるいは流量を測定する超音波流量計において、流速あるいは流量測定時、流体に超音波伝送信号を供給する信号送信手段と、この超音波伝送信号に同期して少なくとも1つのサンプル選択時間窓を決定するタイミング手段と、流体から超音波受信エネルギを受信し、前記サンプル選択時間窓の間、順方向および逆方向の超音波受信信号エネルギを離散間隔(サンプリングクロック)でディジタル化信号に変換する信号受信手段と、サンプリングクロックの整数倍の相関遅れ時間分シフトして、この順方向と逆方向のディジタル化信号の相関関数を演算する相関演算手段と、この相関演算手段から得られる相関データから相関値が最大となる補間時間を内挿補間演算する最大値補間手段と、この最大値補間手段から得られる補間時間から予め定められた補正特性に従って内挿補間演算の演算誤差を補正する補正演算手段と、を備える、ことを特徴とする超音波流量計。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-193617
  • 特開昭59-172080

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