特許
J-GLOBAL ID:200903023173374637

動画像の前景背景領域分離方法、及びその方法を用いた条件付画素補填による動画像符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-218392
公開番号(公開出願番号):特開2003-032688
出願日: 2001年07月18日
公開日(公表日): 2003年01月31日
要約:
【要約】【課題】 動画像から前景領域と背景領域を正確に分離する方法を提供する。【解決手段】 隣接フレーム間にて第一の局所的なベクトルを算出し、大局的な動きベクトルから第二の局所的な動きベクトルを算出し、第一の局所的な動きベクトルと第二の局所的な動きベクトルの距離から第一の背景候補領域を求め、予測画像と原画像の絶対差分平均値を算出し、第一の背景領域におけるマクロブロックの絶対差分平均値に基づいて第二の閾値を決定し、該第二の閾値よりも小さい絶対差分平均値を持つマクロブロックを第二の背景候補領域とし、第一の背景候補領域と第二の背景候補領域とを統合し、前景領域との境界に属する背景マクロブロックにおいて、第二の閾値よりも小さい所定の値を持つ第三の閾値よりも小さい絶対差分平均値を持つマクロブロックを前景マクロブロックに訂正する。
請求項(抜粋):
動画像から前景領域と背景領域を分離する方法であって、動画像の隣接フレーム間にて第一の局所的なベクトルを算出し、該隣接フレーム間にて大局的な動きベクトルを算出し、大局的な動きベクトルから各座標における第二の局所的な動きベクトルを算出し、第一の局所的な動きベクトルと第二の局所的な動きベクトルの距離が予め定められた第一の閾値よりも小さい領域を第一の背景候補領域とし、大局的な動きベクトルによる予測画像を生成し、マクロブロック単位に予測画像と原画像の絶対差分平均値を算出し、第一の背景領域における各マクロブロックの絶対差分平均値に基づいて第二の閾値を決定し、該第二の閾値よりも小さい絶対差分平均値を持つマクロブロックを第二の背景候補領域とし、第一の背景候補領域と第二の背景候補領域とを統合して第三の背景候補領域とし、該第三の背景候補領域において前景領域との境界に属する背景マクロブロックにおいて、第二の閾値よりも小さい所定の値を持つ第三の閾値よりも小さい絶対差分平均値を持つマクロブロックを前景マクロブロックに訂正することで動画像から前景領域と背景領域を分離することを特徴とする方法。
IPC (3件):
H04N 7/32 ,  G06T 7/20 ,  H03M 7/36
FI (3件):
G06T 7/20 B ,  H03M 7/36 ,  H04N 7/137 Z
Fターム (26件):
5C059LB18 ,  5C059MA05 ,  5C059NN01 ,  5C059SS02 ,  5C059TA17 ,  5C059TB04 ,  5C059TC34 ,  5C059TD13 ,  5C059UA02 ,  5C059UA38 ,  5C059UA39 ,  5J064AA02 ,  5J064BB01 ,  5J064BB03 ,  5J064BC21 ,  5J064BD04 ,  5L096AA02 ,  5L096AA06 ,  5L096BA20 ,  5L096CA04 ,  5L096FA32 ,  5L096FA66 ,  5L096GA08 ,  5L096GA51 ,  5L096HA03 ,  5L096HA04

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