特許
J-GLOBAL ID:200903023180209986

電子楽器の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-118983
公開番号(公開出願番号):特開平5-313666
出願日: 1992年05月12日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【構成】ROM1に初期状態の音色パラメータを予め記憶し、変更用操作子23の操作及びストア指示部25の指示があったとき、RAM3に変更された音色パラメータを記憶すると共に、変更情報記憶部29の変更状態フラグをセットする。演奏時には、変更状態フラグにより選択回路5を制御し、変更状態フラグがリセットされている場合には、ROM1から音色パラメータを読出し、変更状態フラグがセットされている場合には、RAM3から音色パラメータを読出す。そして、リセットがかけられたときには、変更状態フラグをリセットして、ROM1から初期状態の音色パラメータを読み出す。【効果】リセット時に、ROM1からRAM3へのパラメータの転送を行わないので、電子楽器の制御装置において、メモリに記憶している音色パラメータのリセットなどの処理に要する時間を短縮することができる。
請求項(抜粋):
複数の鍵が配列された鍵盤と、前記鍵盤が押鍵されたとき、押鍵された鍵に対応する楽音の発生を指示する楽音発生指示手段と、楽音波形を規定する初期状態の制御データを記憶した第1の記憶手段と、楽音波形を規定する制御データを更新記憶可能な第2の記憶手段と、前記楽音発生指示手段の指示があったとき、楽音発生に用いられる制御データの読み取り先として、前記第1の記憶手段または前記第2の記憶手段を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された第1または第2の記憶手段から楽音波形を規定する制御データを読み出し、該制御データに基づいて楽音を発生する楽音発生手段と、前記楽音発生手段により発生されている楽音を変えるために操作される変更用操作子と、前記変更用操作子の操作により変更された楽音の波形に対応する制御データを記憶することを指示するための記憶指示手段と、前記記憶指示手段の指示に応じて、変更された楽音の波形に対応する制御データを第2の記憶手段に書き込む書込手段と、前記記憶指示手段の指示によって変更された制御データが前記第2の記憶手段に記憶されている場合には、前記楽音発生指示手段が指示されたとき、前記選択手段により前記第2の記憶手段を選択させ、前記第2の記憶手段に変更された制御データが記憶されていない場合には、前記楽音発生指示手段が指示されたとき、前記選択手段により前記第1の記憶手段を選択させる選択制御手段と、リセットを指示するリセット指示手段と、前記リセット指示手段の指示があったとき、前記選択制御手段を制御して、前記第2の記憶手段に変更された制御データが記憶されている場合にも、前記選択手段により前記第1の記憶手段を選択させるリセット制御手段と、を備えたことを特徴とする電子楽器の制御装置。
IPC (3件):
G10H 7/00 ,  G10H 1/18 ,  G10H 1/24

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