特許
J-GLOBAL ID:200903023185414260

衛生廃棄管システムの空気流入許容弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼波 知明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-597506
公開番号(公開出願番号):特表2003-522312
出願日: 2000年02月02日
公開日(公表日): 2003年07月22日
要約:
【要約】衛生廃棄管システムの空気流入許容弁本発明は、システムの水溜めを保護すると共に汚染された空気が廃棄管から大気に排出されることを防ぐために廃棄管システムにおける圧力降下に応じて廃棄管システムに空気の流入を許容する弁に関する。弁は弁本体(10)を備え、弁本体は大気に通じる少なくとも2個の空気流入開口(30)を備え、各開口(30)は廃棄管システムに向かう通路(14)と交互に配置され、上記開口及び通路(14)はほぼ弁シール水準(H)にある水平面での横断面を考慮したときに弁ハウジング(20)のなかで等しく分配されている。常態の閉位置では弁座(24)に着座する弁部材(34)は、上記開口(30)を上記通路(14)から分け、直径に沿って互いに対向する2本の通路(14)に直交して直径に沿って互いに対向する2個の開口(30)を有する弁の実施形態では実質的に蝶形のシール面を有している。弁本体において釣り合いのとれた空気流の分配を得るために、開弁機能要素(24、34、64)を通る空気流の通路の総計した面が、実質的に空気流入開口(30)の総計した面に等しい。
請求項(抜粋):
衛生廃棄管システムに接続され、システムの水溜めを保護し、システムから大気への汚染された空気の排出を防ぐために、システム内の減圧に応じて大気が弁機能要素に向かい廃棄管に流入することを許容する空気流入許容弁であって、この弁は弁本体(10)を備え、弁本体は 廃棄管に接続するように設けられ、上部(13)が上に向かって内側に先細になっていて横断面が上端で減少している垂直管状部材(12)と、 管状部材の内部空間から弁機能要素(24、34、64)に向かう少なくとも1本の通路(14)と、 上記上部に被さり管状部材(12)の上端(13)よりも上へ間隔をあけてある上壁を有する蓋部材(40、50)と、 管状部材(12)の上端(13)と蓋部材(40、50)の上壁との間に配置され、管状部材(12)の上端付近を通る水平面の水準(H)に配置されたシール面を有する弁座(24)に支えられ、弁座から上方へ自由に移動できる弁部材(34、64)と、 廃棄管の圧力が大気圧と等しいかそれを超えたときに上記弁部材(34、64)を閉じ、廃棄管の圧力が大気圧よりも下がったときに廃棄管への大気の空気流通路をつくるために上記弁部材(34、64)を開くように、弁部材(34、64)の上面が少なくとも1本の通路(14)を通じて廃棄管システムに通じる間に、弁部材(34、64)の下面に通じる少なくとも1本の大気流入開口(30)とを備え、 弁部材(34、64)が弁座(24)から上に向いて移動されたときの開弁機能要素(24、34、64)を通る空気流通路の総計した面が、少なくとも1個の空気流開入口(30)の総計した面に実質的に等しいことを特徴としている。
IPC (4件):
F16K 24/06 ,  E03C 1/122 ,  E03C 1/295 ,  F16K 24/00
FI (4件):
F16K 24/06 C ,  E03C 1/122 A ,  E03C 1/295 ,  F16K 24/00 G
Fターム (15件):
2D061AA04 ,  2D061AB03 ,  2D061DD17 ,  3H055AA11 ,  3H055BA03 ,  3H055BA18 ,  3H055BB03 ,  3H055BB19 ,  3H055BC05 ,  3H055CC03 ,  3H055CC06 ,  3H055CC12 ,  3H055GG05 ,  3H055GG22 ,  3H055HH08

前のページに戻る