特許
J-GLOBAL ID:200903023189396509

マンガン錯体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184181
公開番号(公開出願番号):特開平5-186487
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【構成】式(A):【化1】〔式中、Mn:IIIまたはIV酸化状態のマンガン、X:H2O、O2-,O2-、OH-、SH-、S2-、>S=O、Cl-,N3-、SCN-、N3-、RCOO-、NH2-及びNR3から選択される配位または架橋種、L:3以上の窒素原子を含む有機配位子、Z:電荷、Y:対イオン、q=Z/(電荷Y)〕の二核マンガン錯体の製造方法であって、(i)非水性溶剤中でマンガン(III)塩を少なくとも当量の配位子L含有化合物と反応させて前記マンガン錯体を形成する工程と、(ii)必要によって、形成されたマンガン錯体を酸化剤を用いて酸化する工程とを含む方法。【効果】短い反応時間で、比較的高純度の二核マンガン(III)錯体が高収率で得られる。
請求項(抜粋):
式(A):【化1】〔式中、MnはIIIまたはIV酸化状態のマンガンを表わし、各Xは独立に、H2O、O2-,O2-、OH-、SH-、S2-、>S=O、Cl-,N3-、SCN-、N3-、RCOO-、NH2-及びNR3(ここでRは水素、アルキル、または(必要によっては置換されている)アリールである)から選択される配位または架橋種であり、Lは、マンガン中心に配位している少なくとも3つの窒素原子を含む有機分子である配位子であり、Zは、該錯体の電荷を表わしており、従って正または負であり得る整数であり、Yは、錯体の電荷Zに依存する、電荷中和をもたらす一価または多価対イオンであり、q=Z/(電荷Y)である〕の二核マンガン錯体を製造する方法であって、(i)マンガン(III)塩を少なくとも当量の配位子L含有化合物と反応させて前記マンガン錯体を形成するステップであって、前記反応を非水性溶剤中で実施することを特徴とするステップを含む方法。

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