特許
J-GLOBAL ID:200903023191705063

オートジャイロ式回転研磨機構及びこれを利用した医療器具固化付着物除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-195731
公開番号(公開出願番号):特開2001-018158
出願日: 1999年07月09日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】 研磨槽内内在部分の効率よい研磨と、回転要素の円滑な回転を保全可能なオートジャイロ式回転研磨機構を提供し、これを利用して金属製医療器具に付着した固化付着物のみを、金属製部分に損傷を与えずに簡便、迅速、効率的に除去することが可能な医療器具固化付着物除去装置を提供する。【解決手段】 回転研磨槽1と、回転研磨槽1の内径と外径の中間の内径を有する研磨槽覆蔽板7とは水平な微間隙Dを介して対峙し、回転研磨時には、研磨槽覆蔽板7の内側椀凹面にメディアMが衝突擦接して回転研磨槽内中央部に向け飛動して、メディア疎在域Nが微間隙D近域に現出する。メディアMの回転は、メディアM中のプロペラ片13及び回転主軸9を介し、軸芯中空の従属回転軸10の自転駆動源となる。従属回転軸10の軸芯中空部はワークWの固定ないし半固定垂立支持手段となる。
請求項(抜粋):
底部下方に回転駆動機構の備設された有底円筒ないし有底多角筒の回転研磨槽と、該回転研磨槽の底部下方に装設される回転駆動機構とを備え、前記回転研磨槽に研磨のためのメディアを投入し、ワークを研磨槽蓋部に備設のワーク支持手段に挿置して被研磨部分を研磨する構成とし、回転研磨槽の上方開口部を離着自在に覆蔽する研磨槽蓋部が備えられたオートジャイロ式回転研磨機構において、該研磨槽蓋部と回転研磨槽上方開口部端縁との間に覆蔽時に微間隙が設けられ、該微間隙の幅の少なくとも2倍以上の大きさをメディアの最小部径が有するものとし、研磨槽蓋部或いは回転研磨槽の少なくとも一方につき、覆蔽時における両部材の隣接域の形状が、上記微間隙より適宜幅で凹球面状ないし凹錐面状に形成されるとともに、回転研磨槽の上方開口部周縁面と、上記微間隙を介し対峙する研磨槽蓋下方周縁面とが、研磨槽底面にほぼ水平な平面であり、研磨槽蓋部内径が、回転研磨槽の外径と内径の中間であることを特徴とするオートジャイロ式回転研磨機構。
IPC (3件):
B24B 31/02 ,  A61C 19/00 ,  B24B 31/10
FI (3件):
B24B 31/02 B ,  B24B 31/10 Z ,  A61C 19/00 A
Fターム (8件):
3C058AA02 ,  3C058AA16 ,  3C058AA18 ,  3C058AB08 ,  3C058CB03 ,  4C052AA06 ,  4C052AA07 ,  4C052LL04

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