特許
J-GLOBAL ID:200903023194666760

ガス検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-230375
公開番号(公開出願番号):特開平10-185868
出願日: 1997年08月11日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 被測定ガス中の炭化水素等の成分ガスの濃度を酸素濃度の影響を受けずに精度良好に検出することである。【解決手段】 固体電解質材11,13の両面に一対の電極511と512,521と522,61と62を形成して酸素センサ部51Aと、酸素ポンプ部52と、成分ガス検出部6Aとする。酸素センサ部51Aにより酸素ポンプ部52の酸素供給排出量をフィードバックする酸素ポンプ制御手段7とを設ける。電極511と電極61とは成分ガスに対する活性が異なる電極としてこれらの表面において成分ガスの酸化反応により成分ガス濃度に応じた酸素濃度差ができるようにする。電極61,62間に電極511,512間の電圧と等しい印加電圧を与え、酸素濃度差と対応するイオン電流を検出する信号検出部8を設ける。
請求項(抜粋):
被測定ガスが拡散抵抗を有する被測定ガス導入路を介して導入される中空部と、酸素イオン導電性の固体電解質材の相対向する両面に一対の電極を一方の電極が中空部内に面し、他方の電極が基準の酸素濃度の基準ガスに曝露するように形成し、一方の電極の表面における酸素濃度を検出する酸素センサ部と、酸素イオン導電性の固体電解質材の相対向する両面に一対の電極を一方の電極が中空部外の被測定ガスに曝露し、他方の電極が中空部内に面するように形成し、この一対の電極から固体電解質材にポンプ電流を流し、中空部内と中空部外の間で酸素を移動せしめる酸素ポンプ部と、酸素センサ部で検出される 酸素濃度に基づいて酸素ポンプ部のポンプ電流をフィードバック制御する酸素ポンプ制御手段と、酸素イオン導電性の固体電解質材の相対向する両面に一対の電極を一方の電極が中空部内に面し、他方の電極が基準ガスに曝露するように形成した成分ガス検出部と、酸素センサ部の一対の電極間に発生する起電力と同じ大きさの電圧を成分ガス検出部の一対の電極間に印加する電圧印加手段と、成分ガス検出部の一対の電極間に流れる電流を検出する電流検出手段とを具備し、かつ酸素センサ部の一方の電極および成分ガス検出部の一方の電極は、測定対象とする成分ガスに対する反応性が異なる電極としたことを特徴とするガス検出装置。
FI (2件):
G01N 27/46 331 ,  G01N 27/46 311 G

前のページに戻る