特許
J-GLOBAL ID:200903023196717671

画像処理により細胞運動特性を評価する方法、そのための画像処理装置及び画像処理プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-046766
公開番号(公開出願番号):特開2007-222073
出願日: 2006年02月23日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
【課題】 細胞運動特性を迅速かつ効率的に評価し、試薬の投与等の条件による細胞の状況を確認できるようにする。【解決手段】 培養環境下にある細胞について、第1の時点と、それより一定時間だけ後の第2の時点とにおける位相差画像に画像処理を行って第1、第2の細胞抽出画像を形成し、両画像の差分をとった差分画像を形成し、差分画像において前後の時点での細胞の重心の移動方向を検出し、それよりその方向を基準方向として求め、基準方向に対して細胞の重心位置から角度φの方向における差分画像中での画素値の変化量を360°にわたって所定の角度毎に求めることにより1つの細胞部分の変化量を求め、この変化量を同じ条件でN個の細胞について求め、角度φの方向における細胞の画素値の変化量をN個の細胞について平均した値を各角度φ毎に求め、360°の範囲にわたる角度φに応じた細胞の画素値の変化量を細胞の運動特性を示すものとして表示する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
培養環境下にある細胞を第1の時点で撮影して得られた位相差画像である第1の原画像に画像処理を行って第1の細胞抽出画像を形成することと、 該培養環境下にある細胞を第1の時点より一定時間だけ後の第2の時点で撮影して得られた位相差画像である第2の原画像に前記第1の細胞の場合と同じ画像処理を行って第2の細胞抽出画像を形成することと、 前記第1の細胞抽出画像と第2の細胞抽出画像との差分をとった差分画像を形成することと、 該差分画像において前後の時点での細胞の重心の移動方向を検出しそれによりその方向を基準方向として求めることと、 該基準方向に対して細胞の重心位置から角度φの方向における前記差分画像中での画素値の変化量を360°にわたって所定の角度毎に求めることと、 により1つの細胞部分の変化量を求めることを同じ条件でN個の細胞について行い、角度φの方向における細胞の画素値の変化量をN個の細胞について平均した値を各角度φ毎に求め、360°の範囲にわたる角度φに応じた細胞の画素値の変化量を細胞の運動特性を示すものとして表示することを特徴とする画像処理により細胞の運動特性を評価する方法。
IPC (6件):
C12Q 1/02 ,  G01N 21/17 ,  G06T 1/00 ,  C12M 1/34 ,  G01N 33/48 ,  G01N 21/41
FI (6件):
C12Q1/02 ,  G01N21/17 A ,  G06T1/00 295 ,  C12M1/34 A ,  G01N33/48 M ,  G01N21/41 Z
Fターム (44件):
2G045AA24 ,  2G045FA16 ,  2G059AA05 ,  2G059BB14 ,  2G059DD13 ,  2G059FF01 ,  2G059FF03 ,  2G059FF04 ,  2G059FF12 ,  2G059KK04 ,  2G059MM01 ,  2G059MM03 ,  2G059MM09 ,  2G059PP04 ,  4B029AA07 ,  4B029BB01 ,  4B029CC01 ,  4B029FA02 ,  4B063QA05 ,  4B063QQ05 ,  4B063QR57 ,  4B063QR69 ,  4B063QR90 ,  4B063QS24 ,  4B063QS39 ,  4B063QX01 ,  5B057AA10 ,  5B057BA02 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB06 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CD18 ,  5B057CE02 ,  5B057CE12 ,  5B057CF03 ,  5B057DA08 ,  5B057DB02 ,  5B057DB09 ,  5B057DC06 ,  5B057DC16 ,  5B057DC32
引用特許:
出願人引用 (1件)

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