特許
J-GLOBAL ID:200903023197610021
車両用制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-061383
公開番号(公開出願番号):特開平9-249110
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明は左右の車輪速度の差に基づいて横加速度を演算し、かつ、その横加速度に基づいて車両制御を行う車両用制御装置に関し、横加速度の誤差に起因して不適切な車両制御が行われるのを防止することを目的とする。【解決手段】 左右後輪RL,RRの回転速度ωRL,ωRRを検出する車輪速センサ14RL,14RRを設ける。車両10が直進しているとみなせる状況下でRL,RRの外径に対する補正係数KSRL,KSRRを求める。ωRL,ωRRとKSRL,KSRRとを用いてRL,RRの車輪速度の差ΔVWR=|VWRL -VWRR |を求める。ΔVWR、推定車体速度VS0および定数KGを用いて車両10に作用する横加速度Gy=KG・V0 ・ΔVWRを求める。Gyの誤差範囲を超える横加速度Gyが生じた場合にGyに基づいて車両制御を行う。
請求項(抜粋):
左右の車輪速度の差に基づいて車両の横加速度を演算し、前記横加速度に基づいて車両制御を行う車両制御装置において、少なくとも左右一対の車輪の回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記回転速度検出手段が検出する複数の回転速度の平均値を求める平均回転速度検出手段と、車両の直進時における、前記回転速度検出手段の検出値および前記平均回転速度検出手段の検出値に基づいて、少なくとも前記左右一対の車輪に対する車輪速度補正値を演算する車輪速度補正値演算手段と、前記車輪速度補正値演算手段の演算値と、前記回転速度検出手段の検出値とに基づいて、前記左右一対の車輪速度の差を演算する車輪速度演算手段と、車速に基づいて前記車両制御の実行可否を判定する実行可否判定手段と、を備えることを特徴とする車両用制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特表平7-501298
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特表平3-501054
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特開平1-247255
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