特許
J-GLOBAL ID:200903023200570419

柱の耐震補強法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-242619
公開番号(公開出願番号):特開平10-061205
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 従来の耐震補強法によって得られる耐震構造よりも耐力および変形性能において優れるとともに、併せて施工の省力化も図ることができる新規な柱の耐震補強法を得る。【解決手段】 既存のRC柱14に袖壁26を増設して補強するに際して、予め周囲が鋼板によって囲繞されてなる閉鎖型鋼板ユニット10を製作し、柱14の中間部および上下階の梁17、18にアンカー19を施工して、当該アンカー19を介して袖壁の壁筋20を配筋するとともに、柱14の上下端部に、型枠兼用となる閉鎖型鋼板ユニット10を設置し、これら閉鎖型鋼板ユニット10間に型枠16を配設した後に、閉鎖型鋼板ユニット10および型枠16内に硬化性材料を充填して固化させることにより袖壁26を構築する。
請求項(抜粋):
既存のRC柱に袖壁を増設して補強する柱の耐震補強法であって、予め周囲が鋼板によって囲繞されてなる閉鎖型鋼板ユニットを製作し、上記柱の中間部および上下階の梁にアンカーを施工して、当該アンカーを介して上記袖壁の壁筋を配筋するとともに、上記柱の上下端部に、型枠兼用となる上記閉鎖型鋼板ユニットを設置し、これら閉鎖型鋼板ユニット間に型枠を配設した後に、上記閉鎖型鋼板ユニットおよび型枠内に硬化性材料を充填して固化させることにより上記袖壁を構築することを特徴とする柱の耐震補強法。

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