特許
J-GLOBAL ID:200903023210437962

電子式体温計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高宗 寛暁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-148948
公開番号(公開出願番号):特開2000-337969
出願日: 1999年05月27日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】 加熱機能のある加熱抵抗素子を温度センサとする電子式体温計の、測定時間の短縮、測定精度の向上及び測定上の事故の防止を図る。【解決手段】 感温抵抗素子10は、電源21と、電源スイッチ26、バリスタ22、安全スイッチ23、温度ヒューズ24、電圧制御回路16を経由して接続されている。感温抵抗素子10の抵抗を、被測定者の体温と周囲温度との全域の温度差と全域の温度差増加率とに対応させて不平衡検出回路11の検出部に組み込み、不平衡検出回路11の出力を電圧/時間変換回路12とコンパレータ回路13に接続し、該コンパレータ回路13の入力側に最小不平衡出力電圧回路14の出力を接続し、前記コンパレータ回路13及び電圧/時間変換回路12の出力を電圧制御回路16を経由して感温抵抗素子10に接続し、コンパレータ回路13の出力と電源21に接続されたコントロール信号発生回路15の出力によって時分割に温度測定と加熱を制御する。
請求項(抜粋):
加熱用ヒータ機能を有する感温抵抗素子を用いて体温測定を行う電子式体温計において、温度によって抵抗値が変化する前記感温抵抗素子の抵抗を、被測定者の体温と周囲温度との全域の温度差と全域の温度差増加率とに対応させて不平衡検出するブリッジ回路で構成された不平衡検出回路の検出部に組み込むと同時に電源経由の異常電流防止素子と接続し、前記不平衡検出回路の出力を電圧/時間変換回路とコンパレータ回路に接続し、該コンパレータ回路の入力側に最小不平衡出力電圧回路の出力を接続し、前記コンパレータ回路及び電圧/時間変換回路の出力を電圧制御回路を経由して前記感温抵抗素子に接続し、コントロール信号発生回路の出力によって、前記不平衡検出回路の不平衡量を時分割的に検出すると共に、前記電圧/時間変換回路に対して前記感温抵抗素子への加熱量と加熱時間を時分割的に体温測定値が最小不平衡出力電圧回路の値で決まる分解能に収斂するように断続的に制御して、前記感温抵抗素子の抵抗値変化に対応する温度を体温として表示することを特徴とする電子式体温計。

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