特許
J-GLOBAL ID:200903023212693770
高速重切削条件で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
富田 和夫
, 鴨井 久太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-043514
公開番号(公開出願番号):特開2004-249412
出願日: 2003年02月21日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】高速重切削条件で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、水素含有の非晶質炭素系硬質被覆層を1〜10μmの全体平均層厚で蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具の前記非晶質炭素系硬質被覆層を、層厚方向にそって、水素最高含有点と水素最低含有点とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記両点間で水素含有量が連続的に変化する濃度分布構造を有し、さらに、上記水素最高含有点における水素含有量が、炭素との合量に占める割合で30〜40原子%、上記水素最低含有点における水素含有量が、炭素との合量に占める割合で0.1〜10原子%、であり、かつ隣り合う上記水素最高含有点と水素最低含有点の間隔が、0.01〜0.1μmである硬質被覆層で構成する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、水素含有の非晶質炭素系硬質被覆層を1〜10μmの全体平均層厚で蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、
上記非晶質炭素系硬質被覆層が、層厚方向にそって、水素最高含有点と水素最低含有点とが所定間隔をおいて交互に繰り返し存在し、かつ前記水素最高含有点から前記水素最低含有点、前記水素最低含有点から前記水素最高含有点へ、水素含有量が連続的に変化する濃度分布構造を有し、
さらに、上記水素最高含有点における水素含有量が、炭素との合量に占める割合で30〜40原子%、
上記水素最低含有点における水素含有量が、炭素との合量に占める割合で0.1〜10原子%、
であり、かつ隣り合う上記水素最高含有点と水素最低含有点の間隔が、0.01〜0.1μmであること、
を特徴とする高速重切削条件で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B27/14
, B23B51/00
, B23C5/16
, C23C14/06
FI (4件):
B23B27/14 A
, B23B51/00 J
, B23C5/16
, C23C14/06 F
Fターム (13件):
3C037CC04
, 3C037CC09
, 3C046FF03
, 3C046FF12
, 3C046FF18
, 3C046FF25
, 4K029AA04
, 4K029BA34
, 4K029BB10
, 4K029BC02
, 4K029BD05
, 4K029CA05
, 4K029EA01
前のページに戻る