特許
J-GLOBAL ID:200903023216133140

電磁多板クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-065684
公開番号(公開出願番号):特開2002-266901
出願日: 2001年03月08日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 発進クラッチなどに用いられる電磁多板クラッチにおいて、断接時のトルク伝達のヒステリシスを小さくすることによって、トルク容量制御時の制御性を向上することのできる電磁多板クラッチを提供すること。【解決手段】 入力側及び出力側トルク伝達部材の断接を行うメインクラッチ30と、操作手段によって断続操作されるパイロットクラッチ40と、カムスラスト力により押圧系を介してメインクラッチを締結するカム機構50と、を備えた電磁多板クラッチにおいて、入力ドラムを、第1入力ドラム31と第2入力ドラム32とから構成し、第1入力ドラム31と第2入力ドラム32の一方の入力ドラムの外径面をインローとしたインロー部32aを有し、このインロー部32aであって、入力ドラム周方向等間隔に複数のボールスプライン37を配置したこととした。
請求項(抜粋):
入力側トルク伝達部材に連結した入力ドラムと、出力側トルク伝達部材に連結した入力クラッチハブとを備え、前記入力側及び出力側トルク伝達部材の断接を行うメインクラッチと、操作手段によって断続操作されるパイロットクラッチと、該パイロットクラッチの締結により伝達トルクを受けて作動し、その作動に応じて発生するカムスラスト力により押圧系を介してメインクラッチを締結するカム機構と、を備えた電磁多板クラッチにおいて、前記入力ドラムを、入力側トルク伝達部材と連結した第1入力ドラムと、前記パイロットクラッチ締結時に前記カム機構と一体作動する第2入力ドラムとから構成し、前記第1入力ドラムと前記第2入力ドラムのどちらか一方の入力ドラムの外径面をインローとした接合部を有し、該接合部であって、入力ドラム周方向等間隔に複数のボールスプラインを配置したことを特徴とする電磁多板クラッチ。
IPC (2件):
F16D 27/12 ,  F16D 27/115
FI (3件):
F16D 27/12 B ,  F16D 27/10 351 Z ,  F16D 27/10 351 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 連結装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-038481   出願人:本田技研工業株式会社
  • 油圧式ダブルクラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-290029   出願人:本田技研工業株式会社
  • 自動変速機の潤滑機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-208855   出願人:日産自動車株式会社

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