特許
J-GLOBAL ID:200903023219776999

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-016839
公開番号(公開出願番号):特開平5-209681
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 油温センサフェイル時に、摩擦要素の耐久性を高めつつ、変速ショックの発生を防止することができる自動変速機の油圧制御装置を提供する。【構成】 変速歯車機構3の油圧機構18のライン圧が、コントロールユニット19からの信号に従って、スロットル開度と車速と油温とに基づいて、ライン圧制御手段20によって制御される。コントロールユニット19によってラジエータ水温から疑似油温が演算され、油温センサ23フェイル時には、疑似油温に基づいてライン圧制御が行われる。オイルクーラ15がラジエータ11内に配置され、ラジエータ水温と油温の相関関係が強められる。また、疑似油温の設定は、低温域ではラジエータ水温を減少補正することによって行われ、高温域では増加補正することによって行われ、疑似油温から演算される目標ライン圧が、真の油温から演算される目標ライン圧以下にならないようになっている。
請求項(抜粋):
変速機構の摩擦要素を作動させる油圧機構と、該油圧機構の油圧を制御する油圧制御手段と、上記油圧機構の油温を検出する油温センサと、該油温センサの検出値に基づいて上記油圧を補正する油圧補正手段とが設けられた自動変速機の油圧制御装置において、エンジンの冷却水温度を検出する水温センサの検出値に、油圧機構の油温とエンジンの冷却水温との相関特性に基づく補正を施すことによって疑似油温を演算する疑似油温演算手段が設けられ、油温センサフェイル時には、上記油圧補正手段が、疑似油温演算手段によって演算された疑似油温に基づいて上記油圧を補正するようになっていることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:72 ,  F16H 59:78

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