特許
J-GLOBAL ID:200903023224634914

静止型無効電力補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-313542
公開番号(公開出願番号):特開平9-135535
出願日: 1995年11月06日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 潮流方向が変わっても継続して力率または無効電力一定制御できる静止型無効電力補償装置を提供する。【解決手段】 配電線または送電線1に挿入した第2の変流器4と、進みから遅れまでの無効電力を発生する主回路2の入力電流を検出する第1の変流器7とを備え、潮流方向検出手段8は変圧器3の出力と第2の変流器4の出力とにより潮流の方向を検出し、演算手段9は順方向潮流の場合は第2の変流器4の出力を出力し、逆方向潮流の場合には第2の変流器4の反転出力に第1の変流器7の出力を加算して出力し、制御手段6は、変圧器3の出力と演算手段9の出力とにより、順方向潮流の場合には第2の変流器4の出力と変圧器3の出力とにより力率または無効電力を求め、逆方向潮流の場合には第2の変流器4の反転出力に第1の変流器7の出力を加算した出力と変圧器3の出力とにより力率または無効電力を求め、その値が目標値設定手段5に設定した目標値になるように主回路2を制御する。
請求項(抜粋):
配電線または送電線に接続され、進みから遅れの無効電力を発生する主回路と、前記配電線または送電線の電圧を検出する変圧器と、前記主回路の入力電流を検出する第1の変流器と、前記配電線または送電線に前記主回路の接続点よりも電源側に挿入された第2の変流器と、前記第2の変流器の出力と前記変圧器の出力とにより前記配電線または送電線の潮流の方向を検出する潮流方向検出手段と、前記配電線または送電線の力率または無効電力の目標値を設定する目標値設定手段と、前記第1の変流器の出力と前記第2の変流器の出力とを入力し、前記潮流方向が順方向のときは前記第2の変流器の出力を出力し、前記潮流方向が逆方向のときは前記第2の変流器の出力の極性の反転出力と前記第1の変流器の出力との和を演算して出力する演算手段と、前記変圧器の出力と前記演算手段出力とにより前記配電線または送電線の力率または無効電力を演算し、その値が前記目標値設定手段の目標値に一致するように前記主回路が発生する無効電力を制御する制御手段とを備え、前記潮流方向検出手段により潮流の方向を検出し、制御手段は、順方向潮流の場合には前記第2の変流器の出力と前記変圧器の出力とにより力率または無効電力を求め、逆方向潮流の場合には前記第2の変流器の出力の反転出力に前記第1の変流器の出力を加算した出力と前記変圧器の出力とにより力率または無効電力を求め、その値が前記目標値設定手段に設定した目標値になるように前記主回路を制御することにより、潮流方向にかかわらず前記配電線または送電線の力率または無効電力を一定制御する静止型無効電力補償装置。
IPC (2件):
H02J 3/18 ,  G05F 1/70
FI (2件):
H02J 3/18 D ,  G05F 1/70 J
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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