特許
J-GLOBAL ID:200903023235547177

資源割り当て管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-305688
公開番号(公開出願番号):特開平5-120041
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 タスクの動作を優先順位で管理するオペレーティングシステムにおいて優先順位が低いタスクが資源を獲得しており、優先順位の高いタスクが資源を獲得できずにいる場合、低い優先順位のタスクが資源を返却するまで処理ができないという状態を解決する。【構成】 タスクが資源を獲得しようとする際、資源の空きが要求資源数を満たしていない場合(S1)、既に資源を獲得中のタスクの中より、タスクの優先順位の比較によって(S2)、資源要求中のタスクよりも低い優先順位のタスクを選び出し(S4)、そのタスクを強制待ち状態に遷移させ(S6)、状態を変更されたタスクが獲得している資源を資源獲得要求中のタスクに割り当てることにより(S7)、高い優先順位のタスクの処理を中断させること無く行わせることができる。
請求項(抜粋):
タスクの動作を優先順位で管理するオペレーティング・システムにおいて、資源を獲得したタスクを管理する手段、空き資源が要求資源数を満たしているかを判定する手段、前記管理手段により管理されているタスクの優先順位と資源を要求しているタスクの優先順位とを比較する手段、タスクの状態を強制待ち状態に変更する手段、及び変更されたタスクの状態を記憶する手段とを有し、タスクが資源を要求する際、空き資源数が前記タスクが要求した資源数を満たしていない場合前記管理手段により管理されているタスクの中から前記比較手段によって前記タスクの優先順位より低い優先順位のタスクを選び出し、前記選び出されたタスクを強制待ち状態に変更して前記資源を要求しようとしているタスクに、前記の選び出されたタスクが獲得していた資源を割り当てることを特徴とする資源割り当て管理方式。

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