特許

J-GLOBAL ID：200903023244364557

固体高分子型燃料電池の電極とその製造方法

発明者： 古屋敷 泰 ,  田口 徹 ,  松永 温
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 木内 光春
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-054489
公開番号（公開出願番号）：特開2001-243959
出願日： 2000年02月29日
公開日（公表日）： 2001年09月07日
要約：

【要約】【課題】 電極の機械的な強度を維持し、反応に必要な気体を十分に拡散させることができ、電極基材と固体高分子膜の密着性を向上させ、さらに撥水性を具備した固体高分子型燃料電池の電極を提供する。【解決手段】 予め撥水処理を施した電極基材13の一表面と、固体高分子膜7の両面に、カーボン粉末とスルホン酸処理したフッ素系樹脂材料粉末の混合粉末を、所定の散布機によって散布することにより拡散層9を形成し、電極基材13の表面に形成された拡散層9には、さらに触媒層12を形成する。そして、拡散層9を介して触媒層12が形成された2つの電極基材13a,13bによって、両面に拡散層9が形成された固体高分子膜7を挟持し、ホットプレスにより加熱圧着してこれらを一体化した後、電極基材13の外面にセパレータ14を取り付けることにより、単電池19を構成する。

請求項（抜粋）：

固体高分子電解質体と、この電解質体を挟んでそれぞれ配設された燃料電極と酸化剤電極とを備えた固体高分子型燃料電池の電極において、前記燃料電極と酸化剤電極を構成する電極基材の一表面と、前記固体高分子電解質体の両面に、カーボン粉末とスルホン酸処理を施したフッ素系樹脂材料粉末の混合粉末からなる拡散層が形成されていることを特徴とする固体高分子型燃料電池の電極。

IPC (4件)：

H01M 4/86 ,  H01M 4/88 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/10

FI (4件)：

H01M 4/86 M ,  H01M 4/88 H ,  H01M 8/02 E ,  H01M 8/10

Fターム (14件)：

5H018AA06 ,  5H018BB08 ,  5H018BB11 ,  5H018BB12 ,  5H018EE05 ,  5H018EE18 ,  5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026BB04 ,  5H026BB06 ,  5H026BB08 ,  5H026CC03 ,  5H026EE05 ,  5H026EE19