特許
J-GLOBAL ID:200903023246920856

制震構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048221
公開番号(公開出願番号):特開平5-248117
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 振動エネルギーの吸収をダンパのみに依存して振動を受動的に低減する構造物において、使用ダンパの個数を削減する。【構成】 複数層からなる構造物Bの中間層b2にのみ、この中間層b2を挟んだ下層階b1と上層階b3間の相対水平変位時に減衰力を発生するダンパDを設置し、構造物B全体を、下層階b1と上層階b3との間に中間層b2とダンパDが接続した、下層階b1と上層階b3からなる2質点に分割して下層階b1と上層階b3の振動を独立させると同時に、上層階b3と下層階b1の各固有振動数を調整したもので、構造物B自身を動吸振器として機能させることにより中間層b2のみの少数のダンパDの使用によって構造物Bの振動を低減するものである。
請求項(抜粋):
複数層からなる構造物内の中間層,あるいは複数の連続する中間層にのみ、この中間層,あるいは複数の中間層を挟んだ下層階と上層階間の相対水平変位時に減衰力を発生するダンパを設置し、構造物全体を、下層階と上層階との間に中間層,あるいは複数の中間層とダンパが接続した、下層階と上層階からなる2質点に分割して下層階と上層階の振動を独立させ、且つ上層階と下層階の両固有振動数をある一定の比率になるよう、調整してあることを特徴とする制震構造物。
IPC (3件):
E04H 9/02 301 ,  E04H 9/02 311 ,  F16F 15/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-273374

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