特許
J-GLOBAL ID:200903023247089794
超電導コイル装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-071960
公開番号(公開出願番号):特開平10-270234
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 超電導電磁石装置等に使用した超電導コイルがクエンチしたとき、確実に動作させることができる保護装置を備えた超電導コイル装置を得る。【解決手段】 超電導コイルがクエンチしたときに、超電導コイルに発生する誘起電圧を抑制する回路短絡手段を、外部から制御できるサイリスタ素子を逆並列に接続した構成とし、クエンチ検出手段が検出したクエンチ信号に基づいて回路を短絡する回路短絡手段にサイリスタ素子を逆並列に接続したサイリスタ対を用い、外部から能動的に制御できるように構成した。このように構成したことにより、超電導コイルがクエンチしたときに、クエンチ信号に基づいて的確に回路短絡手段を動作させ、絶縁破壊が生じにくく、焼損しにくい超電導コイル装置が得られる。
請求項(抜粋):
超電導線が巻回されて極低温に冷却された超電導コイルと、該超電導コイルに励磁電流を供給する電源と、電源から超電導コイルに通電する電流供給リードと、超電導コイルがクエンチしたときにクエンチを検出するクエンチ検出手段と、クエンチ検出手段が検出したクエンチ信号に基づいて超電導コイルを電源から切り離す遮断器と、遮断器により電源から切り離された超電導コイルを短絡する回路短絡手段とを備えた超電導コイル装置であって、上記回路短絡手段は、制御端子を有する一対または複数個のサイリスタ素子を逆並列に接続した構成であることを特徴とする超電導コイル装置。
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