特許
J-GLOBAL ID:200903023249212518

トナー粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 森川 聡 ,  小山 卓志 ,  田中 貞嗣 ,  米澤 明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-043476
公開番号(公開出願番号):特開2008-209455
出願日: 2007年02月23日
公開日(公表日): 2008年09月11日
要約:
【課題】低温定着性と耐熱保存性を有し、かつ、トナー粒子表面へのワックス露出が防止され、粗大粒子を含まない静電荷像現像用トナーを製造する方法を提供する。【解決手段】コア/シェル構造を有する静電荷像現像用トナーの製造方法の、シェル形成用樹脂微粒子乳化懸濁液と、コア形成用着色樹脂微粒子分散液を混合し、電解質水溶液を添加して、シェル形成用樹脂のガラス転移温度未満でコア/シェル構造を有する粒子を形成する工程において、(着色樹脂微粒子分散液のゼータ電位の変化率)<(シェル形成用樹脂微粒子乳化懸濁液のゼータ電位の変化率)とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
結着樹脂、ワックス及び着色剤を有機溶剤中に溶解あるいは分散させて着色樹脂溶液を得る工程(a-1)、 着色樹脂溶液に塩基性化合物、水を順次添加して、水性媒体中に着色樹脂溶液を乳化させる工程(a-2)、 乳化懸濁液に電解質水溶液を添加し、当該乳化懸濁液中の分散質を合一させることにより着色樹脂微粒子を生成させて粒子形成を行う工程(a-3)、 シェル形成用樹脂を有機溶剤中に溶解あるいは分散させてシェル形成用樹脂溶液を得る工程(b-1)、 シェル形成用樹脂溶液に塩基性化合物、水を順次添加して、水性媒体中に樹脂溶液に塩基性化合物、水を順次添加して、水性媒体中に樹脂溶液を乳化させる工程(b-2)、 工程(b-2)で得られたシェル形成用樹脂微粒子乳化懸濁液と、工程(a-3)で得られた着色樹脂微粒子分散液を混合し、電解質水溶液を添加して、シェル形成用樹脂のガラス転移温度未満でコア/シェル構造を有する粒子を形成する工程(C)、 減圧下で有機溶剤を除去した後に、コア/シェル構造を有する粒子を水性媒体中から分離、洗浄し、乾燥させる工程が行われ、 (着色樹脂微粒子分散液のゼータ電位の変化率)<(シェル形成用樹脂微粒子乳化懸濁液のゼータ電位の変化率) ただし、着色樹脂微粒子分散液のゼータ電位の変化率=|(着色樹脂微粒子分散液中の固形分に対する電解質濃度が0質量%のときの着色樹脂微粒子分散液のゼータ電位)-(着色樹脂微粒子分散液中の固形分に対する電解質濃度が6質量%のときの着色樹脂微粒子分散液のゼータ電位)|/6、 シェル形成用樹脂微粒子乳化懸濁液のゼータ電位の変化率=|(シェル形成用樹脂微粒子乳化懸濁液中の固形分に対する電解質濃度が0質量%のときのシェル形成用樹脂微粒子乳化懸濁液のゼータ電位)-(シェル形成用樹脂微粒子乳化懸濁液中の固形分に対する電解質濃度が6質量%のときのシェル形成用樹脂微粒子乳化懸濁液のゼータ電位)|/6である、 コア/シェル構造を有するトナー粒子の製造方法。
IPC (2件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/08
FI (3件):
G03G9/08 381 ,  G03G9/08 311 ,  G03G9/08 331
Fターム (5件):
2H005AA01 ,  2H005AA11 ,  2H005AB03 ,  2H005AB07 ,  2H005CA08
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)

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