特許
J-GLOBAL ID:200903023266016978

内燃機関の弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-094105
公開番号(公開出願番号):特開平5-296011
出願日: 1992年04月14日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 内燃機関の弁開閉時期制御装置において、部材の加工及び構造を簡単にし、カムシャフトに作用する交番トルクによる振動や騒音を防止する。【構成】 タイミングプーリ4の内側に形成された油圧室17には、ベーン24が支軸23を中心に回動可能に配置されている。ベーン24の一端は、壁部材16の湾曲面に内接し、他端のセグメント歯26はタイミングプーリ4の内歯25に噛合している。このベーン24は第1ベーンと第2ベーンからなり、各ベーンの先端部にeだけオフセットしたノックピン穴を設け、該ノックピン穴にノックピンを嵌合して少なくとも一方のベーンを弾性変形させて、そのセグメント歯26の対向する両歯面をタイミングプーリ4の内歯25の歯溝の対向歯面に圧接させている。
請求項(抜粋):
内燃機関のカムシャフトの端部にカムシャフトに対して相対回転可能に配置されたタイミングプーリの内面に内接し、かつ、軸方向に一定間隔を隔てて配置された一対のプレートからなり、前記カムシャフトに固着されたケーシングと、該ケーシングの内部を放射状に区画して油圧室を形成する壁部材と、該壁部材で区画された各油圧室内に、前記カムシャフトと平行な支軸を中心に回動可能に配置され、その一端は前記壁部材の湾曲面に内接し、他端には前記タイミングプーリの内面に形成された内歯に噛合するセグメント歯が形成されたベーンと、前記カムシャフト及び壁部材の内部に形成され、前記ベーンの一方の側の油圧室に連通し、油圧の供給排出が可能な油圧路とを備えた内燃機関の弁開閉時期制御装置において、前記ベーンはその回動面に平行に分割された第1ベーンと第2ベーンからなり、各ベーンの先端部に、ベーンの回動方向にオフセットしたノックピン穴を設け、該ノックピン穴にノックピンを嵌合して少なくとも一方のベーンを弾性変形させて、そのセグメント歯の拡張する両歯面をタイミングプーリの内歯の歯溝の対向歯面に圧接させたことを特徴とする内燃機関の弁開閉時期制御装置。

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