特許
J-GLOBAL ID:200903023270621894

ラビリンスシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-028627
公開番号(公開出願番号):特開2002-228014
出願日: 2001年02月05日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】 効率のよいラビリンスシールの提供。【解決手段】 L1を段差(221)と第1フィン(301)の径方向内側先端の間の軸方向距離、L2を段差(221)と第2フィン(302)の径方向内側先端の間の軸方向距離、H1を回転体(200)の第1径部(201)と第2径部(202)の半径の差、すなわち、段差の段差量、H2:回転体第2径部表面(212)と静止体内壁面(110)の間の距離、δを第1、第2フィンと対向面との隙間としたときに、以下の(1)〜(4)を満たすようにされている。3.5<H2/δ< 6......(1)H1/δ> 2......(2)L1/δ<15......(3)L2/δ> 2......(4)
請求項(抜粋):
円筒状の静止体の内壁面内部を回転体が回転する流体回転機械の、回転体表面と静止体内壁面の間の、一方が流体の高圧側に通じ他方が流体の低圧側に通じる間隙に設けられるラビリンスシールであって、静止体と回転体の、少なくとも一方が、段差を有する多段構造にされ複数の径を有し、段差の高圧側と低圧側にそれぞれ、静止体内壁面と回転体表面の一方に取り付けられ他方の近傍まで径方向に延伸する高圧側フィンと低圧側フィンを設け、H1:段差の高さH2:段差の低圧側の静止体内壁面と回転体表面の間の間隙の大きさL1:高圧側フィンと段差の間の軸方向距離L2:低圧側フィンと段差の間の軸方向距離δ:高圧側フィン、および、低圧側フィンの径方向の先端と、この先端に対向する静止体内壁面、あるいは、回転体表面の間の隙間の大きさ、としたときに、3.5<H2/δ< 6......(1)H1/δ> 2......(2)L1/δ<15......(3)L2/δ> 2......(4)であるようにし、低圧側フィンの高圧側に、低圧側フィンの径方向の先端と、この先端に対向する静止体内壁面、あるいは、回転体表面の間の隙間を低圧側に流れる流れに逆行して接する渦流れを発生させる、ことを特徴とするラビリンスシール。
IPC (4件):
F16J 15/447 ,  F01D 11/02 ,  F01D 11/08 ,  F04C 2/344 331
FI (4件):
F16J 15/447 ,  F01D 11/02 ,  F01D 11/08 ,  F04C 2/344 331 E
Fターム (9件):
3G002HA04 ,  3G002HA10 ,  3H040AA07 ,  3H040CC02 ,  3H040CC05 ,  3H040DD14 ,  3J042AA04 ,  3J042BA01 ,  3J042CA10

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