特許
J-GLOBAL ID:200903023272439139

可撓管用継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-179911
公開番号(公開出願番号):特開2000-310372
出願日: 1999年06月25日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 可撓管用継手において、継手本体4内への抜止リング7の仮止め保持と、仮止め保持時の押輪5のねじ込み過ぎ防止とを、一つの仮止め保持輪6で達成する。【解決手段】 押付部挿通孔39を有する拡径変形可能な仮止め保持輪6を、継手本体4内の凹溝12に遊嵌する。継手本体4に仮締めされる押輪5の押付部22の先端を押付部挿通孔39の一端に圧入可能に当接する。仮止め保持輪6の内周に抜止リング7を仮止め保持する。この仮止め保持状態で可撓管1の先端部を押輪5及び抜止リング7に挿通して継手本体4内に挿入し、可撓管1の山部33に抜止リング7の弾性爪32を係合する。この後押輪5を強い締付け力で本締めすると、押付部22が仮止め保持輪6を押し拡げながら抜止リング7を仮止め保持輪6から押し出す。この押し出される抜止リング7の弾性爪32で可撓管1の山部33が内奥壁14に押付けられて抜け止め状に圧潰される。
請求項(抜粋):
先端部に径方向外側に膨出した山部33を有する可撓管1が挿入される筒状の継手本体4と、継手本体4内に収容され内周に上記山部33に係合する弾性爪32を有する金属製の抜止リング7と、継手本体4にねじ合わせ結合され内部に可撓管挿通孔部20を有しこの可撓管挿通孔部20の先端側に抜止リング7を押し込むための押付部22を備えた押輪5と、を備えている可撓管用継手において、上記継手本体4の内周に凹溝12が上記抜止リング7の外周外方に対応するよう設けられ、この凹溝12内に、上記押付部22の外径よりも小径の押付部挿通孔部39を有しかつ拡径変形可能な樹脂製の仮止め保持輪6の外周部が遊嵌されるとともに、仮止め保持輪6の外周部と凹溝12の内底との間に、仮止め保持輪6の拡径変形を許容する空隙37が形成されており、仮止め保持輪6の押付部挿通孔部39の一端に上記押付部22の先端部が圧入可能に当接しており、仮止め保持輪6の押付部挿通孔部39の内周に上記抜止リング7が仮止め保持されていることを特徴とする可撓管用継手。
IPC (2件):
F16L 33/00 ,  F16L 33/28
Fターム (2件):
3H017CA03 ,  3H017CA11

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