特許
J-GLOBAL ID:200903023279688320

定変位疲労試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-158439
公開番号(公開出願番号):特開2000-314693
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 定変位の疲労試験機では、基礎に取り付けた平面曲げ試験片に、引張り及び圧縮の繰り返し荷重を与えると、荷重点の位置が円弧上にずれる。これが疲労試験のような長時間の試験では荷重の低下の原因になっていた。また、試験片の荷重点を固定した場合は、荷重の方向と変位の方向が一致しないため、試験片に純粋な曲げ変形を与えることができなかった。【解決手段】 ボール継手の受け板を試験片の荷重点に取り付け、荷重点のずれはボール継手と軸継手の変形でにげるように、正しい曲げ変形を与えるようにした。荷重の計測はボール継手を介して試験片に引張りが作用する時に計測される。2個のロードセルの出力の調整は、一方のロードセルが働いているときは他方のロードセルはゼロになるように長さ調整ねじで調整する。2個のロードセルの出力は、一方は正、他方は負として合成することにより、精度の良い荷重変位曲線は得られる。
請求項(抜粋):
両振り曲げ疲労試験機の基礎に固定した試験片?Fに正しい曲げ変形を与えるとともに引張方向にのみ荷重がかかるようにした一対のボール継手?@を取り付け、ボール継手長さ調整ねじ?B付きロードセル?Dを介して、ボール継手の他端を載荷枠に取り付ける。載荷枠に両振りの一定変位を与えた時に、試験片に両振りの引張り荷重のみが作用するようにして、正しい荷重変位曲線が得られるようにしたことを特徴とする定変位疲労試験装置。
Fターム (6件):
2G061AA01 ,  2G061AA07 ,  2G061AB05 ,  2G061CB01 ,  2G061EA01 ,  2G061EB02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-229134

前のページに戻る