特許
J-GLOBAL ID:200903023280273983

電磁機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-238053
公開番号(公開出願番号):特開2002-050524
出願日: 2000年08月07日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】【課題】 主巻線に流れる負荷電流による影響が少なく、磁気回路構造及び巻線の巻装構造が簡単で、且つ、絶縁フィルムを必要としないで高調波を低減させリアクタンスを可変できる電磁機器を提供する。【解決手段】 主巻線1の電流あるいは制御巻線2の直流制御電流を増加させることにより共通磁路が磁気飽和状態になると、主巻線1a及び1bより発生する主磁束が互いに相殺され、磁路は完全な磁気飽和状態に至らず一定の磁束密度に保たれる。更に、主巻線電流が増加しても、共通磁路が一定の磁束密度に保たれるように、増加する主巻線1aによる主磁束と主巻線1bによる主磁束は相殺されるため、直流制御電流を制御することにより主磁束が制御でき、リアクタンスを可変することができる。
請求項(抜粋):
対称的に四つの閉磁路が形成される田の字状磁心と、該磁心の互いに交叉する十字状磁路に同軸線上に対向させて一方の磁路に一対の主巻線を、他方の磁路に一対の制御巻線を巻回し、前記主巻線は一対の主巻線による磁束が互いに十字状磁路の交点に対向するように直列に接続し、前記制御巻線は主巻線による磁束によって生じる誘起電圧が互いに打消されるように直列に接続し、その開放端子側には制御回路を接続して直流制御電流を供給し、主巻線により生じる磁束と制御巻線により生じる磁束の共通磁路の磁気抵抗を制御して主巻線のリアクタンスを連続的に可変することを特徴とする電磁機器。
IPC (2件):
H01F 29/14 ,  H01F 37/00
FI (4件):
H01F 29/14 A ,  H01F 37/00 A ,  H01F 37/00 C ,  H01F 37/00 M
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特公昭47-000872
  • 特開昭64-064309
  • 特開昭60-017907
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