特許
J-GLOBAL ID:200903023295250165

合成樹脂製筒状網を用いる包装装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小関 孝次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-282419
公開番号(公開出願番号):特開平8-119205
出願日: 1994年10月24日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【構成】 平らな合成樹脂製筒状網を2枚の合成樹脂フイルム2が両側から挟むように各原反を送り出した後、合成樹脂製筒状網の先端付近を挟持して引出し、網袋15の底部相当箇所の両側に合成樹脂フイルム2をさらに送り出して、合成樹脂製筒状網とともに熱融着し、下端を切断して網袋15を作成する。これを他が挟持して被包装体の投入用バケット16まで移動し、さらに挟持を代えて持ち上げ被包装体を充填した後、他の挟持により水平移動してその口部両側に他の合成樹脂フイルムを供給し、融着、溶融切断をおこなうことからなる合成樹脂製筒状網を用いる包装方法及びこれに使用される挟持用チャックa、b、c、d7、8、9、10と融着、切断具等を組合わせた包装装置。【効果】 重量物の穀物類や野菜、果物などが自動的に連続で包装されるので、著しく労働力を節減することができる。合成樹脂フイルムがラベルを兼用するので、ラベル貼着の手間が省ける。
請求項(抜粋):
(A)平らな合成樹脂製筒状網(1)をネットガイド板(6)間に送り込み、合成樹脂製筒状網(1)を2枚の合成樹脂フイルム(2)が両側から挟むような位置関係にしてから、合成樹脂製筒状網(1)のみをわずか送り出し、その先端付近をチャックa(7)でつかみ、ネットガイド板(6’)間を牽引する。この間、2枚の合成樹脂フイルム(2)を所定長さ送り出す。合成樹脂製筒状網(1)が網袋(15)相当の長さに達したところで、網袋(15)の底部相当位置を2枚の合成樹脂フイルム(2)とともに所定幅、溶融接着し、両者の端部を切断して網袋(15)を作成する。(B)ついで、チャックa(7)に代わり、チャックb(8)が網袋(15)の口部をつかみ、バケット(16)の直下に導く。さらに、チャックc(9)につかみ代え、網袋(15)の口部を、閉鎖してあるバケットの払出し口(17)が網袋(15)の口部内に差し込まれるまで引上げてから、バケットの払出し口(17)を開口して、別途計量した被包装体を投入する。投入中、ならし台(19)が網袋(15)を載せるように位置して振動し、充填物を整形する。(C)投入完了と同時に、チャックd(10)につかみ代え、ロ-ラ-コンベア(20)および製品移送ガイドレ-ル(21)を介して、充填された網袋(15)をヨコ方向に移動する。その際、チャックd(10)の進行方向先端に内蔵のフイルムガイド棒(22)が下降し、チャックd(10)の移動にともない、所定幅の合成樹脂フイルム(2’)の張設してある箇所を押して引張り、合成樹脂フイルム(2’)が網袋(15)の口部両面を被覆してからチャックd(10)が停止し、網袋(15)と合成樹脂フイルム(2’)をともに所定幅、溶融接着し、網袋(15)を封鎖する。同時に、未使用側の合成樹脂フイルム(2’)を溶融切断し、その対向する合成樹脂フイルム(2’)の端部を溶融接着してひとつながりの状態にもどす。ついで、フイルムガイド棒(22)を上昇させ、チャックd(10)のつかみを開放し、充填された網袋(15)を送り出すことの繰り返しからなる合成樹脂製筒状網を用いる包装方法。
IPC (5件):
B65B 5/02 ,  B31B 39/14 ,  B31B 39/64 ,  B65B 7/06 ,  B65D 30/06

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